KADOKAWA Technology Review
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知性を宿す機械

ロボットや人工知能、機械学習、さらに自律型の乗り物やドローン、量子コンピューティングについて。

  1. Machine Learning Opens Up New Ways to Help Disabled People 機械学習と人工知能は障害者をどう支援できるか?
    機械学習や人工知能は障害者をどう支援できるのか? 画像や音声、言語を認識できるソフトウェアは、聴覚障害や自閉症を抱える人の支援ツールとして、あらゆる方法で活用されている。
  2. 主要科学誌で
    グーグルによるAI研究の
    論文発表が急増
    主要科学誌でグーグルのAI研究の論文発表が急増している。機械学習、特に深層学習分野への投資が医療から気候モデルまで行き渡り、検索広告で得た資金を科学の発展に振り向け、最先端のテクノロジーに基づく圧倒的優位を追求しているのだ。研究についていけないライバルは、ビジネスでも取り残される。
  3. ユーモアの多義性は量子力学の重ね合わせでモデル化できるか?
    多義性のある言葉を量子力学の重ね合わせでモデル化すればユーモアを科学的に記述できるのではないか? 量子力学は、ユーモアに関する認知プロセスを心理学者がユーモアの本質を理解する助けになるか?
  4. 顧客の感情まで読み取る、超精巧なチャットボット
    人間は、共感を示す相手には思わず本心を打ち明けてしまう。カスタマーサービス用のチャットボットは、ヒトのこの性質を利用して、サービス向上につなげようとしている。
  5. バイドゥでAI研究を率いた
    アンドリュー・ング
    主任研究員が退職
    バイドゥのAI分野の研究を率いたアンドリュー・ング主任研究員が退職を発表した。今後はテック企業よりも、ヘルスケアや教育分野に関心があるという。

知性を宿す機械の最新ニュース

  1. Self-Driving Cars’ Spinning-Laser Problem 自律自動車の重要部品「ライダー」に盗用と在庫・性能不足問題
    自律自動車の重要部品「ライダー」に盗用と在庫・性能不足問題が起きている。多くの自動車メーカーが2021年までに販売すると公言している自律自動車の価格や性能、見た目は、現時点のライダーの進歩で決まる。
  2. Are Autonomous Cars Ready to Go It Alone? 315kmごとに重大事故を起こし得る自動運転の「成熟度」
    315kmごとに重大事故を起こす可能性があるウーバーの自動運転は「成熟」したとはいえない。しかしカリフォルニア州は遠隔監視による無人運転の試験走行を年内にも解禁する方針だ。
  3. Chemists Are First in Line for Quantum Computing’s Benefits 化学は、量子コンピューター応用の最初の有力分野
    化学は、数年以内に実現する量子コンピューティングで恩恵を受ける最初の分野になりそうだ。実用的な超伝導体と次世代バッテリーの研究が進めば、量子コンピューターの開発も加速する。
  4. How DeepMind’s Memory Trick Helps AI Solve New Problems グーグル・ディープマインド、AIの学習速度を爆速化
    学習速度は、AIが人間にかなわない分野だ。古典的なビデオゲームでも、人間なら2時間でできるようになることが、最強のAIシステムでも200時間かかることがある。しかし、グーグルの子会社ディープマインドは、人間の脳の手法を模倣することで、学習時間を大幅に短縮化した。
  5. The U.S. Military Wants Its Autonomous Machines to Explain Themselves 結論しか出さない機械学習システムでは使い物にならない
    最新の機械学習の手法は本質的にブラック・ボックスだ。機械学習に結論に至った理由を説明させるため、米国国防先端研究計画局(DARPA)は複数の研究に投資している。
  6. Machine Learning and Data Are Fueling a New Kind of Car インテルのモービルアイ買収目的は、強化学習とデータと人材
    インテルが153億ドルを払ってまで、自動車のマシン・ビジョンと機械学習を専門に扱うイスラエル企業モービルアイを買収したいのは、強化学習とデータと人材が目的と見て間違いない。
  7. Intel’s $15 Billion Mobileye Buyout Puts It in the Autonomous Car Driver’s Seat インテルはなぜモービルアイを150億ドルで買収するのか?
    インテルは、自動運転テクノロジーの主要企業であるモービルアイを150億ドルで買収すると発表した。当面の狙いはもちろん自動運転だが、モービルアイの強化学習には、他の産業で利用できる大きな可能性がある。
  8. The War on the Disturbingly Real Trolls in Virtual Reality 気まずさは本物以上
    ソーシャルVRの
    嫌がらせ行為
    VR空間での嫌がらせ行為は、現実世界より過激で気分が悪くなりやすい可能性がある。ソーシャルVRはミュートやバリアなどの機能を充実させているが、交流を妨げないバランスも重要だ。
  9. Robotic Chefs Are Getting Better—If You Like Fast Food ファストフードから進む外食産業へのロボット導入
    ファストフードでハンバーガーの肉を焼くのはロボットになりそうだ。雑な調理方法でも客から見えないしし、そもそも料理の質や見た目が重視されない分野からロボットが進出するのは当然だ。
  10. Intel’s Dominance May Falter Further as Microsoft Eyes ARM for the Cloud MSがクラウド向けにARM採用で、インテルの支配力低下へ
    マイクロソフトがクラウドサービスAzure向けにARM製プロセッサーの採用を検討しており、実現すればインテルが市場の大半を握るサーバー市場のシェア低下は避けられない。ARMはソフトバンクに買収されて以来、対インテルを目的にしているとしか考えられない企業買収を続けており、インテルにはイノベーションが必要だ。
  11. Facebook’s AI Chief: Machines Could Learn Common Sense from Video フェイスブックの
    AI研究所が考える
    マシン・ビジョンの未来
    フェイスブックAI研究所のヤン・ルクン所長(ニューヨーク大学教授)が、マシン・ビジョンの現状と人工知能の未来について語った。映像を見るだけで世界について学び、コモンセンス(常識)を身につけることで、言語という低帯域のデータ伝送手段を人間なみに補えると考えている。
  12. Baidu’s Artificial Intelligence Lab Unveils Synthetic Speech System バイドゥ、音声合成の調整を深層学習で短縮しグーグルを出し抜く
    バイドゥの人工知能研究所が、グーグルの子会社ディープマインドを上回る成果を発表した。グーグルの研究では実用化が難しかった音声合成の微調整を、深層学習により、人間が関わらずに数時間で完了できるようにしたのだ。
  13. Toyota Tests Backseat Driver Software That Could Take Control in Dangerous Moments トヨタの自動運転「守護天使」の概念はどこが優れているのか?
    トヨタは、自動運転システムを「守護天使」の概念に基づいて開発しようとしている。完全自律運転よりも早期の実用化が期待でき、機械単独よりも事故を防止できる確率が高くなる、優れたアイデアだ。
  14. How to Upgrade Judges with Machine Learning どの被告人を保釈すべきか
    機械学習で裁判官に助言
    どの被告人を保釈すべきか、機械学習の試験運用で裁判官の判断を高精度に補助できることがわかった。有色人種への偏見が減り、拘留の必要のない被告人を保釈できれば、米国で多額の税金が使われている収監費用も削減できる。
  15. How Google Street View Images Reveal the Demographic Makeup of the U.S. ストリート・ビューと深層学習で、街ごとの政党支持を判別可能に
    ストリート・ビューと人口統計の深層学習により、セダン車の割合が多い米国の街は民主党支持、4人乗りのピックアップ・トラックの多い街は共和党支持と判明した。
  16. Machine-Learning Algorithm Predicts Laboratory Earthquakes 機械学習アルゴリズムが実験室の人工地震の予知に成功
    機械学習の専門家と地震学の研究者の共同研究により、実験室で発生させる人工地震の予知に成功した。従来の地震学ではノイズ扱いされてきた小さなシグナルを機械学習が発見したが、実際の地震に適用するには多くの困難を乗り越える必要がありそうだ。
  17. Targeted Ads Along the Highway 幹線道路沿いのデジタル・サイネージで車種のターゲティング広告
    走行中の車種を機械学習で識別し、適切な広告を表示する道路広告をロシアのアドテク企業が開発した。高級車の広告を年式の古い高級車のドライバーに表示する、といったWeb広告の方法を、現実世界で実現する。
  18. How a Human-Machine Mind-Meld Could Make Robots Smarter 人間の2倍速いKindred AIの強化学習ロボ
    Kindred AIが極秘に開発を進めてきた新型ロボットは、VRゴーグルを装着したパイロットがロボットの作業を訓練する。作業速度は人間の2倍で、究極の目標は新種の人工知能を産み出すことだ。
  19. Security Robots Get a Designer Makeover 工業デザイナーがデザインした、見た目がソフトな警備ロボット
    警備ロボットのゴツいイメージとは真逆の、布で覆われたソフトな見た目が特徴だ。メーカーは、最終的にビル管理業務全般をこなせるように改善する意向だが、人間の雇用を奪うつもりはなさそうだ。
  20. It’s Easy to Slip Toxic Language Past Alphabet’s Toxic Comment Detector グーグル系企業の暴言検出ツールで明らかになった機械学習の限界
    言葉の意味までは理解できない機械学習の限界が、グーグル系企業の暴言検出ツールで明らかになった。
  21. Alphabet-Uber Rivalry Intensifies Over Autonomous Car Cribbing ウーバー対グーグル、自動運転テクノロジーの盗用巡り訴訟
    ウーバーの自動運転テクノロジーは、グーグルの元社員が持ち出したのか? きっかけは部品メーカーによる添付ファイルの誤送信だった。
  22. 10 Breakthrough Technologies 2017: Driverless Trucks 2017年、世界を変えるテクノロジー10:自動運転トラック
    米国の幹線道路では、じきに運転席に人がないトラックを目にするようになるだろう。巨大なトラックは制御が難しく、現時点では、自律運転の実用化で1700万人のトラック・ドライバーの職が奪われるとはいえない。
  23. AI for Games Has a Body, Lives in the Virtual World And Thinks in Real-Time 人工知能はゲームで世界と身体を学ぶ
    AIはまだ現実社会での応用が難しいが、ゲーム業界ではすでにさまざまな場面で使われている。AIはグーグルやフェイスブックの研究だけが突出しているのではなく、FINAL FANTASY XVのAIも進化しているのだ。
  24. For Hospitals That Can’t Afford a Surgical Robot, This $500 Device Could Fit the Bill 外科ロボットと同様に使える500ドルの手術用マジックハンド
    高価な外科ロボットの同等の手術ができる500ドルの手術用マジックハンドが販売されている。大がかりな装置が使えない途上国や小規模な治療施設で役に立つだろう。
  25. 10 Breakthrough Technologies 2017: Reinforcement Learning 2017年版
    ブレークスルー・テクノロジー10
    強化学習
    プログラムで判断させるにはあまりに複雑な用途でも、強化学習なら機械が試行錯誤することで、上手なやり方を自分で獲得できる。囲碁で威力を証明したテクノロジーは、あらゆる場面で適切に判断する自律運転車の実現に欠かせない。
  26. What Happens When Robots Become Role Models 子どもは、ロボットをロールモデルとして受け入れると判明
    懲りずに何度も挑戦するロボットと遊んだ子どもは「やればできる」精神を受け継ぐ場合があることがわかった。一方、「お願い」「ありがとう」といわずにすむアレクサのある家庭では、子どもが不作法に育つ、と不満を持つ親も現れている。
  27. Neural Network Learns to Synthetically Age Faces, and Make Them Look Younger, Too ニューラル・ネットワークによる顔画像の高齢化手法が画期的進化
    顔画像を機械学習で若くしたり年老いたりさせる手法が画期的に進化した。長年行方不明の人や、逃亡中の容疑者の現在の顔を生成するのに使えそうだ。
  28. Quantum Computers Finally Go Head-to-Head 異なる方式の量子コンピューター同士で初の性能比較
    量子コンピューターの実装方法はいくつかあるが、異なる方式同士で初の性能比較実験をしたところ、メリーランド大学製より、IBM製が高速とわかった。ただし、計算結果は不安定で、判定としてはドローだ。
  29. How a College Kid Made His Honda Civic Self-Driving for $700 700ドルで
    ホンダ・シビックを
    自動運転車に改造する方法
    アメリカの大学生が、700ドルでホンダ・シビックを自動運転車に改造した。多くの自動車がメーカーが掲げる未来とは別の自動運転の形が、改造マニアによって示されている。
  30. Insect-Like Robots Walk Faster When They Ignore Nature ロボットの実験で、昆虫の足遣いは坂道に最適化していたと判明
    ロボット工学者が昆虫の動きからヒントを得ることはよくあるが、足遣いに関しては、昆虫の動きは最適とは限らないとわかった。
  31. What’s Next for AI Home Assistants アマゾンやグーグルのAIアシスタントは電話・テレビと融合へ
    音声入力のAIアシスタントが日本以外の世界で大ヒット中だ。今後の機能追加で、固定電話やテレビとの融合まで見えてきた。
  32. Who’s Brave Enough to Be a Test Pilot for Flying Cars? 「求む!飛行車のテストパイロット」は開発順調の証?
    飛行車のテストパイロットを、米2社が求人中だ。100年以上は構想されてきた未来の乗り物は、自律操縦とバッテリー性能の向上で実現に近づいている。
  33. A Robot Physical Therapist Helps Kids with Cerebral Palsy ロボット理学療法士が、自宅でリハビリ指導
    リハビリのための病院通いは面倒だしお金もかかる。ロボット型の理学療法士なら、自宅でリハビリの指導が受けられる。カメラ付きなので、動きが違うと手本まで見せてくれる。
  34. Amazon’s Vision of Drone Deliveries Now Involves Parachutes 慣性の法則に逆らい、荷物を垂直落下させるアマゾンの特許
    アマゾンは、慣性の法則に逆らって、ドローンから荷物を垂直落下させる特許を出願している。宅配ドローンの規制が緩和されれば、荷物は空から降ってくるのだろうか?
  35. AI Software That Writes and Rewrites its Own Code 大量データ不要で、プログラムを自動で書き直す機械学習ソフト
    「ベイズ式プログラム合成」による確率的プログラミングを用いた新製品が登場した。少ない訓練データで要約が分類ができるので、大企業でなくても機械学習が導入しやすくなる。
  36. The Curious Case of Cockroach Magnetization 死んだゴキブリは生きたゴキブリと磁気特性が違うと判明
    生きたゴキブリと死んだゴキブリの磁気特性に大きな違いがあることが研究結果で明らかになった。新たな磁気センサーの開発に応用できる可能性がある。
  37. Rethink’s Sawyer Robot Just Got a Whole Lot Smarter リシンク、人間の隣で動作しても安全なロボットの最新版を発表
    リシンク・ロボティクスが発表した一本腕の産業用ロボット「ソーヤー」の最新版は、動作をきめ細かく制御できる。「やって見せて覚えさせる」機能で、プログラムの専門家でなくても動作を指示できるのも特徴だ。
  38. How Robots Will Transform FedEx フェデックスは
    音声アプリと自律トラックで
    配達を自動化
    フェデックスが、音声アプリやドローン、ロボット、自律トラック等の最新テクノロジーをどう配送事業に組み込むかの一端を明らかにした。
  39. This Robot Will Carry Your Stuff and Follow You Around ベスパ開発元の荷物運びロボはセンサーが秀逸
    ベスパ開発元の荷物運びロボは、レーダーやライダーを使わずに周囲を三次元で認識できる。雨の日でも使える代わりに、暗いのは苦手。実用には機能不足だが、人間とロボットの協調には、さまざまな形態があり得ることを感じさせる試作機だ。
  40. These Paper Drones Are Built for One-Way Missions DARPA、キノコ製補給ドローンの開発に資金提供
    物資を送り届けた後、数日後には土に帰るキノコ製ドローンの開発に、DARPAが資金を提供している。へき地や紛争地帯に医薬品等を運び、回収せずに済むので運用コストも安価で済みそうだ。
  41. Botnets Could Meet Their Match in Robot Hackers ボットネットの攻撃に、自動ハックロボットで対抗
    膨大な数のコンピューターを制御して攻撃してくるボットネットに対抗するには、防御側にもネットワーク機器のパッチを自動的に適用するロボットが必要なのかもしれない。DARPA主催のハッキング・コンテストで賞金200万ドルを獲得したソフトウェア「メイヘム」は、ネットワーク機器メーカーと共同で、インターネットの修理ができるか、調べられている。
  42. Boston Dynamics Has a New “Nightmare-Inducing” Robot ボストン・ダイナミクス、恐怖の倉庫ロボを投資家向けに公開
    ボストン・ダイナミクスが開発中の二足滑走ロボは、車輪で倉庫内を駆け巡ることを想定していそうだ。創業者が「悪夢へといざなうロボット」と呼ぶとおり、こんなモノに出くわしたら心臓が止まるだろう。
  43. An AI Poker Bot Has Whipped the Pros 人工知能、ポーカーでもプロに圧勝
    ポーカーでも人間が完敗したとはいえ、人工知能の戦略を可能にしたのはゲーム理論だ。しかし、3人以上の対戦になるとゲーム理論は使えないため、別の理論を作るところから始める必要がある。
  44. Robotic Grocers Have Learned How to Handle Your Vegetables ロボットは、食品の出庫作業を完全無人化できるか?
    柔らかくて傷みやすい野菜や果物をロボットが扱えれば、自動化できないでいる出庫作業(ピッキング)を自動化できる。食品倉庫から人間の出庫作業員がいなくなれば、ネットスーパーの利益率は跳ね上がる。
  45. Socially Sensitive AI Software Coaches Call-Center Workers 顧客満足度3割改善
    AIがコールセンターで
    話し方指導
    カスタマーサービス担当者は、会話の問題を検出法を学習したソフトウェアから、リアルタイムで話し方指導を受ける。
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