KADOKAWA Technology Review
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知性を宿す機械

ロボットや人工知能、機械学習、さらに自律型の乗り物やドローン、量子コンピューティングについて。

  1. An ALS patient set a record for communicating via a brain implant: 62 words per minute
    脳インターフェイスで「分速62語」の新記録、自然な会話に近づく
    スタンフォード大学の研究チームが脳インターフェイスで新記録を達成した。言語発話能力を失った人々が、通常の会話とほぼ変わらない速度で「話す」ことが可能になるかもしれない。
  2. Generative AI is changing everything. But what's left when the hype is gone?
    2022年に突如として一大ブームになった「生成AI(ジェネレーティブAI)」。ブームに火をつけたオープンAIも、これほどの反響を呼ぶことは予想できなかった。生成AIの台頭は、私たちをどこへ導くのだろうか。
  3. ディープフェイク映像を見抜く深層学習モデル、国内初の実用化

    国立情報学研究所(NII)の研究チームが開発した、人工知能(AI)が生成したディープフェイク顔映像の真偽を自動判定するプログラム「シンセティック・ビジョン(SYNTHETIQ VISION: Synthetic video detector)」をサイバーエージェントが採用。タレントなど著名人のディープフェイク映像検知で実用化することを明らかにした。映像中の人物の顔を他人の顔に置き換えたディープフェイク映像による偽情報の流布が、現在社会問題になっており、そのための対策である。

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  4. Inside Japan’s long experiment in automating elder care
    高齢者介護を「自動化」する
    日本の長い実験
    日本は官民あげて、高齢者介護をロボットに手伝わせようとしてきた。その結果、何が起きたのだろうか? 日本で民俗学的な実地調査を実施してきた外国人研究者が目にした現実をお伝えする。
  5. Exploring Better AI with Neural Architecture Search
    人工生命の交配による優秀なAIの探究
    ニューラルネットワークの構造を自動的に探索するNAS(ニューラル構造探索:Neural Architecture Search)。AI研究者の清水亮氏が、人工生命(A-Life)における遺伝的アルゴリズムにおいても、ニューラル構造探索が有効かどうかを検証した。
  6. How it feels to be sexually objectified by an AI
    人気アプリでアジア系女性記者が直面したAIのバイアス問題
    「ステーブル・ディフュージョン」や「チャットGPT」といった最新のAIモデルは、私たちを驚かせるような能力を発揮する。しかし、性別や人種によるバイアスを反映した思いがけない結果が返ってくることもある。
  7. 眼底画像から個人の年齢を推定するAIを無償公開=NIIなど

    日本眼科学会と国立情報学研究所(NII)の共同研究チームは、眼底画像から個人の年齢を推定する人工知能(AI)システムを開発し、2023年1月10日に無償公開を開始した。研究者が疾患対照研究や疫学研究に同システムを利用することで、病気のなりやすさに関係する新たなバイオマーカーの開発につながることが期待されるという。

    News Flash
  8. 脳を模倣した新学習アルゴリズムを開発、光回路で実証=東大など

    NTTと東京大学などの共同研究チームは、脳の情報処理から得た着想を基に、深層ニューラルネットと物理系を計算過程に用いる物理ニューラルネットに適した新たな学習アルゴリズムを考案。光回路を用いた物理ニューラルネットに適用して、学習過程を含めて効率的に計算可能であることを実証し、物理ニューラルネットとして世界最高性能を実現した。

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  9. How AI-generated text is poisoning the internet
    AI生成コンテンツに汚染されるインターネット、その対策は?
    大規模言語モデルAIが生成した有害なテキストはインターネット中に広がり、別のAIを訓練するのに使われる。しかも、AIが生成したテキストであるかどうかを見分けるのは、非常に難しい。
  10. What's next for AI
    2022年にはテキストから画像を生成するAIが世間の注目を浴びた。2023年、AI分野で何が起こるのだろうか。MITテクノロジーレビューのAI担当記者が予測する。
  11. The AI myth Western lawmakers get wrong
    中国「社会信用スコア」への誤解はなぜ生まれたか?
    AIアルゴリズムが市民を評価するという試みは、中国のような権威主義的国家が進めるディストピア的な政策だと批判されることが多い。だが、実際に普及が進んでいるのは西側諸国だ。
  12. How to survive as an AI ethicist
    テック企業で働く「AI倫理」担当者が生き残る方法
    「責任あるAI」を求める動きが高まる一方で、企業はいまだに十分な投資をしていない。企業のAI倫理担当者は、ほとんど助けを得られないまま、難しい仕事を押しつけられている。
  13. What is the human centric approach?: Reviewing the law and ethics of robots
    「人間中心」とは何か :「人間」概念を再考するロボットの法と倫理
    人工知能(AI)やIoTの社会実装に伴い、従来の「人間中心」で考えられてきた法制度の前提が崩れつつある。ロボットの法と倫理でも同様だ。より豊かな人と自律ロボットシステムの関係性を構築するにはどうすれば良いか。京都大学大学院法学研究科の稲谷龍彦教授が、ロボットの法と倫理に関する新たな動向について解説する。
  14. Artists can now opt out of the next version of Stable Diffusion
    Stable Diffusionがオプトアウトに対応、次期バージョンで
    アーティストは今後、テキストに基づいて画像を生成するAIモデル「ステーブル・ディフュージョン」の訓練用データから、自分の作品を除外できるようになる。一歩前進ではあるが、まだまだ問題は多い。
  15. Sam Altman: This is what I learned from DALL-E 2
    オープンAIのCEOが語る「DALL-E2」から学んだこと、これからのこと
    GPT-3やDALL-E 2を生み出したAI企業、オープンAI(OpenAI)のサム・アルトマンCEOにインタビュー。革新的な画像生成モデルから得た3つの教訓と、オープンAIが今後目指す方向性を語った。
  16. How to spot AI-generated text
    オープンAIの「GPT-3」の登場によって、AIと人間が書いた文章との見分けがつきにくくなっている。ネット上での誤情報の拡散を防ぐためには両者を見分ける必要があるが、方法はあるのだろうか。
  17. The viral AI avatar app Lensa undressed me—without my consent
    AI技術を利用して自撮り写真からさまざまな肖像画を描いてくれるアプリ「レンザ」が人気を集めている。だが、私の写真から生成された画像のおよそ3割はヌードを含む性的な画像だった。
  18. Do AI systems need to come with safety warnings?
    企業に都合よく利用される「AI監査」、正しく広めるには?
    AIシステムが、バイアスなく正しく動いていることを確認する「AI監査」を実施する企業が増えつつある。しかし現状では、「正しい」監査のやり方を決める動きもなく、監査結果の公表についても決まりはない。今後、AI監査はどのように発展させていくべきだろうか。
  19. While everyone waits for GPT-4, OpenAI is still fixing its predecessor
    GPT-4へ試行錯誤続くオープンAI、「チャットGPT」でも残る課題
    オープンAIが大規模言語モデル「GPT-3」のスピンオフとして、ユーザーとのやり取りを通して正しい答えを出力できるようになる「チャットGPT」のデモを公開し、話題になっている。従来よりも大きく前進しており、GPT-4への期待も大きいが、依然として課題は多い。
  20. Police are rolling out new technologies without knowing their effects on people
    目の前にドローンが突然現れたら、人は落ち着いていられるか?
    警察はカメラを装備したドローンの導入を進めている。無人パトロールなどに活用できるからだ。しかし、普通の人間が突然ドローンに遭遇したら何を思うのかということを警察はよく分かっていないようだ。
  21. Where will AI go next?
    「生成」ブームの2022年、AIは来年どこに向かうのか?
    2022年は画像生成AIに代表される「生成AI」が一大ブームとなった。次に話題になりそうなAIは何だろうか?
  22. A bot that watched 70,000 hours of Minecraft could unlock AI’s next big thing
    ユーチューブを7万時間見続けたAI、最高のマイクラボットになる
    オープンAI(OpenAI)が開発した新しいゲーム・ボットは、7万時間分のユーチューブ映像からマインクラフトのプレイを習得した。膨大なネットの映像からAIが学ぶ手法は、ゲーム以外にも応用できそうだ。
  23. 物理と深層学習で地殻変動解析、地震モデリング手法を考案=理研など

    理化学研究所と名古屋大学の共同研究チームは、「物理法則を組み込んだ深層学習(Physics-Informed Neural Network:PINN)」を用いて、地震に伴う地殻変動をモデリングする新たな手法を考案。従来の数値解析手法とは異なる原理に基づいた、地殻変動の理論モデルのシミュレーションに成功した。

    News Flash
  24. The messy morality of letting AI make life-and-death decisions
    カプセル型の安楽死装置「サルコ(Sarco)」の開発者は、死を望む人の意思決定を支援するアルゴリズムを開発している。常軌を逸した発想に思えるが、生死を分ける決断にAIを巻き込もうとする動きは広がっている。
  25. We could run out of data to train AI language programs 
    大規模言語AIにアキレス腱、訓練用データが2026年にも枯渇か
    近年、各企業がこぞって開発を進めている大規模言語モデルで、ある問題が指摘されている。同モデルを訓練するために必要な質のよい大量のデータが、早ければ2026年にも枯渇するというのだ。
  26. Why Meta’s latest large language model only survived three days online
    メタの言語AI「ギャラクティカ」がたった3日で公開中止になった理由
    メタは、科学者を支援する大規模言語モデル「ギャラクティカ(Galactica)」を11月15日に公開した。だが、同モデルが出力する、偏った、誤りのある内容を科学者に指摘され、3日後には公開を中止した。
  27. Meta’s game-playing AI can make and break alliances like a human
    メタ、人間のように交渉できるゲームプレイAI「キケロ」を開発
    メタは、戦略ボードゲーム「ディプロマシー」で人間のプレイヤーに勝てるAI「キケロ(Cicero)」を開発した。プレイヤー同士の交渉が重要となる同ゲームで人間に勝つAIを作成することは、現実の複雑な問題に対処できるAIを実現する一歩になるかもしれない。
  28. Watch this robot dog scramble over tricky terrain just by using its camera
    カメラ映像で階段も上り下り、CMUのロボット犬は地図なしで歩く
    あらかじめ用意した地図に頼らず、カメラで捉えた映像だけで階段や地形を認識して歩行できるロボットを、カーネギーメロン大学のチームが開発した。
  29. We’re getting a better idea of AI’s true carbon footprint
    大規模言語モデルの構築に伴い、二酸化炭素が大量に排出される。AIスタートアップ企業ハギング・フェイスは業界で初めて、AIモデル構築のライフサイクル全体における二酸化炭素排出量を推定する手法を考案した。
  30. Machine learning could vastly speed up the search for new metals
    機械学習で合金の発見が加速、変わる材料科学のアプローチ
    材料科学分野での機械学習の活用が進んでいる。マックス・プランク研究所による研究では、宇宙から深海まで活用できる可能性のある17種類の新しい金属が発見された。
  31. Responsible AI has a burnout problem
    AIの持つバイアスが明らかになるにつれて、倫理的なAIを求める声が高まっている。だが、企業で実際に倫理的AIの実現に向けて取り組んでいる人たちは、十分な支援を受けていないだけでなく、AI業界で疎んじられてさえいる。
  32. An AI that can design new proteins could help unlock new cures and materials 
    深層学習でタンパク質設計を支援、創薬や新材料研究を加速
    ワシントン大学の研究者グループが開発した「プロテインMPMM(ProteinMPNN)」は、深層学習を使ってタンパク質の設計を支援することで、がん治療や新材料の研究に役立つ可能性がある。
  33. AudioMook:Will AI drivers reshape the power structure of autonomous vehicles
    聴くMITTR:AIドライバーは自律車の勢力図を塗り替えるか
    今週のオーディオ・ムック(β)では、AI技術によって完全な自律自動車の実用化を目指すスタートアップ企業の近況をレポートする。
  34. How will AI and IoT-based society Influence the legal system?
    「テスラ死亡事故裁判」から考える、AI社会の法制度のゆくえ
    AIが引き起こした事故は誰が責任を負うのか。迅速な被害者救済が求められる一方で、厳格責任の拡張がイノベーションを委縮させるという指摘もある。AI、ロボット、IoT時代における賠償責任、AI企業の開発リスク等の考え方について、京都大学大学院法学研究科の稲谷龍彦教授が解説する。
  35. AI's progress isn't the same as creating human intelligence in machines
    深層学習の驚くべき進化は人工知能の構築につながったか?
    35歳未満のイノベーターたちは、AIを利用して新たな分子の発見、タンパク質や大規模な医療データの分析に取り組んでいる。AIは、この10年ほどで長足の進歩を遂げたが、まだ人間の知能には及ばない。
  36. The US Navy wants swarms of thousands of small drones
    数千機もの小型のドローンが群れとなって協調して行動し、敵地を攻撃するプロジェクトを米軍が進めていることが分かった。ドローンが群れとなって行動すると、戦争の戦い方はどのように変わるのだろうか。
  37. 脳型AI新理論を提案、脳のシナプスの「揺らぎ」に着想=京大など

    京都大学などの共同研究チームは、生物の脳のように「揺らぐ」ニューロンとシナプスで学習を実現する新たなニューラル・ネットワークを構築した。この新しいニューラルネットワークが脳のいくつもの実験結果を再現することも発見した。

    News Flash
  38. Alex Hanna left Google to try to save AI’s future
    アレックス・ハンナ——AIの未来のためにグーグルを去った研究者
    「白人問題」でグーグルを退職したアレックス・ハンナ博士は、ティムニット・ゲブル博士の研究所の一員として、白人至上主義を解消するために活動している。
  39. A bias bounty for AI will help to catch unfair algorithms faster
    バグ報奨金にヒント、「AIのバイアス」を探す競技会始まる
    AIシステムに含まれるバイアスを検出するコンペティション(競技会)が10月20日から11月30日にかけて実施されている。AIが社会のさまざまな局面で利用されるようになった現在、こうした監査の重要性は増している。
  40. A robotic exoskeleton adapts to wearers to help them walk faster
    機械学習で高齢者の歩行に寄り添うロボット・エクソスケルトン
    スタンフォード大学の研究チームが、高齢者などの歩行をサポートするエクソスケルトン(外骨格)デバイスを発表した。機械学習を利用し、歩行に問題を抱える一人、一人に寄り添う補助のが特徴だ。
  41. AIの協働で複雑な生態系を読み解く、霞ヶ浦のアオコで実証

    理化学研究所と国立環境研究所の共同研究チームは、多数の人工知能(AI)プロセスの協働により、生態系における時間的なデータから各要素間の関係(相互作用)を推定する手法を開発。同手法を霞ヶ浦の長期観測データに適用することで、水質悪化に結び付くラン藻類の大増殖(アオコ)の要因の一端を明らかにした。

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  42. AudioMook:AI Regulation proceeding in Europe and the US What is it
    聴くMITTR:欧米で進む「AI規制」、その中身は?
    今週のオーディオ・ムック(β)では、米国と欧州における最新のAI規制動向をレポートするとともに、なぜ規制が検討されているのか、その背景を読み解く。
  43. DeepMind uses its game-playing AI to best a 50-year-old record in computer science
    ディープマインドのAIが行列乗算で数学者の50年来の記録を破る
    行列乗算はコンピューティングにおいて頻繁に使われ、コンピューターが日常的に実行する何千ものタスクに影響を及ぼしている。ディープマインドのAI「アルファゼロ」は、行列乗算をこれまでよりも高速に実行する方法を発見した。
  44. Google’s new AI can hear a snippet of song—and then keep on playing
    グーグル、短い「音」から続きを生成するオーディオAI
    グーグルの新しい技術「オーディオLM(AudioLM)」は、人間が準備したテキストやラベル付けをした訓練データなしに、これまで以上に自然なオーディオを生成する。
  45. This startup’s AI is smart enough to drive different types of vehicles
    米国の一部で自動運転のロボタクシーの導入が実現したものの、試験段階を超えて普及する兆しは見えない。新世代の無人運転自動車スタートアップはAIを全面的に採用することで、突破口を見い出そうとしている。
  46. The White House just moved to hold AI more accountable 
    米バイデン政権が「AI権利章典」を発表、テック企業に説明責任
    人工知能(AI)の悪影響から保護するため、バイデン大統領は5項目で構成されるAI権利章典を発表した。市民団体、テック企業の双方から歓迎の声が上がる一方、強制力を持たないため効力を疑問視する声もある。
  47. The EU wants to put companies on the hook for harmful AI
    消費者がAIシステムで被害を受けた場合、AI企業に対して損害賠償を求める権利を認める新法案が欧州連合から発表された。消費者たちの権利団体や活動家からは法案では不十分だとの声も聞かれ、テック企業の攻防が激しくなりそうだ。
  48. 「スキルミオン」を用いたAI素子で画像認識に成功=理研など

    理化学研究所と東京大学などの国際共同研究チームは、「スキルミオン」を用いた人工知能(AI)素子を作製し、画像認識に成功した。スキルミオンは、固体中の電子スピンによって形成される渦状の磁気構造体。低消費電力で操作が可能であり、ナノスケール(1ナノメートルは10億分の1メートル)であることから、低消費電力かつ高集積・高性能なAI素子の実現が期待されている。

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  49. Meta has developed an AI that generates video based on text prompts
    今度は「テキストから動画」、メタが生成AIを発表
    メタ(旧フェイスブック)は「テキストから短編動画を生成する」AIシステムを発表した。生成型AIの画期的な進歩だが、将来的にフェイク動画の生成につながる可能性があるなど、倫理的な問題を提起している。
  50. This artist is dominating AI-generated art. And he’s not happy about it.
    「AIに埋め尽くされる」
    画像生成AIブームの影で
    苦悩するアーティスト
    ステーブル・ディフュージョンやミッドジャーニーなどのAIシステムが生成した画像が、ネット上のいたるところで見られるようになった。しかし、こうしたAIは既存の画像を用いて訓練されているため、アーティストたちにとって死活問題だ。
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