KADOKAWA Technology Review
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来たれ、世界を変える若きイノベーター
「Innovators Under 35」日本初開催!

知性を宿す機械

ロボットや人工知能、機械学習、さらに自律型の乗り物やドローン、量子コンピューティングについて。

  1. A deepfake bot is being used to “undress” underage girls
    テレグラムに「ディープヌード」コミュニティ、10万人が被害
    女性の画像からヌード画像を作成する人工知能アプリケーション「ディープヌード」は2019年に公開されてすぐに姿を消したが、テレグラムのコミュニティでは似たようなサービスが拡散されている。10万人を超える被害者の大半は被害に気づいていない状況だ。
  2. フェイスブック、100言語間で翻訳できる言語モデルを公開
    ファイスブックは、英語を中間言語とせずにさまざまな組み合わせの言語間で直接翻訳が可能な言語モデルを開発した。オープンソースとして公開されている。
  3. 工事の遅れをGoPro画像から分析、建設現場向けAIが英国で活躍中
    英国とイスラエルを拠点にするスタートアップ企業が、建設現場における遅れや誤りを自動的に警告する画像認識ソフトウェアを開発した。英国の大手建設会社がいくつかの大型住宅建設に利用中だ。
  4. AI学習モデルは、認識の正確さを向上させようとすると、訓練に使うデータの数が膨大になることが課題となっている。ウォータールー大学の研究チームは、訓練に使うデータの数を上回る数の物体を識別するようにモデルを訓練できる「LOショット学習」を考案した。
  5. アルゼンチン政府が未成年容疑者を公開DBに登録、顔認識で追跡も
    国際人権NGOの調査により、アルゼンチン政府の犯罪容疑者データベースに未成年者が登録されており、リアルタイム顔認識システムと連携して追跡に使われていることがわかった。顔認識システムは一般に子どもの顔の認識性能が悪く、子どもたちは常に誤認逮捕の危険に晒されている。

知性を宿す機械の最新ニュース

  1. How an AI tool for fighting hospital deaths actually worked in the real world
    デューク大学ヘルスシステムの緊急診療科は、深層学習モデルのAIツールを導入することで、敗血症に起因する死亡件数を劇的に減少させた。ツールの成功は、技術的な取り組みはもとより、職場における力関係や政治的側面の調整をはじめとする現場での地道な活動の賜物と言える。
  2. A GPT-3 bot posted comments on Reddit for a week and no one noticed
    「GPT-3」ボットが人気掲示板に大量書き込み、1週間見破られず
    3000万人が集う人気掲示板にハイペースで投稿していたユーザーが人工知能(AI)ボットだと判明した。自殺願望者の悩み相談にも適切なアドバイスを与えていた。
  3. Participation-washing could be the next dangerous fad in machine learning
    主張:機械学習の「参加型」アプローチはAI倫理の特効薬ではない
    機械学習システムの設計・構築における不平等を解消する機運が高まっている。だが、背景にある収奪的な構造を無視したままでは問題は解決できない。
  4. A VR film/game with AI characters can be different every time you watch/play
    観てもプレイしてもいい、強化学習でキャラが動く新感覚のVR映画
    9月に開催されたベネチア国際映画祭で、AIが制御するキャラクターが登場するVR(実質現実)短編映画が紹介された。映画製作に強化学習を使用した初の事例として、映画製作の未来を垣間見せるものになるかもしれない。
  5. AI planners in Minecraft could help machines design better cities
    AIを使ってマインクラフトの都市を生成するコンテストが毎年実施されている。将来、このコンテストで培われたAI手法が、実際の都市計画立案に使われる日が来るかもしれない。
  6. Deepfake Putin is here to warn Americans about their self-inflicted doom
    偽プーチンと金正恩が出演するディープフェイク広告、放送中止に
    選挙の妨害ではなく民主主義を守るために、AIを使った人工的なビデオ広告が制作された。
  7. We’re not ready for AI, says the winner of a new $1m AI prize
    「足りないのは、信頼」
    100万ドルのAI賞受賞者
    バージレイ教授が語ったこと
    米人工知能学会(AAAI)の「スクワールAIアワード」の初代受賞者として、MITのレジーナ・バージレイ教授が選ばれた。2014年に乳がんを患ってから、がんの検知と新薬開発のための機械学習アルゴリズムを専門に取り組んでいる同教授に、AIへの期待と課題について聞いた。
  8. Will "Mind uploading" make digital immortality a reality?
    「意識のアップロード」はデジタル不死を実現するか?
    デジタル技術の進化によって「不死」を目指す研究が世界中で進んでいる。人間の意識を機械にアップロードして引き継ぐことを目指しているのが、東京大学大学院工学系研究科の渡辺正峰准教授だ。
  9. These weird, unsettling photos show that AI is getting smarter
    アレン人工知能研究所は、テキストと画像を用いてAIモデルを訓練することで、キャプションから画像を生成するシステムを開発した。
  10. Facebook wants to make AI better by asking people to break it
    AIの弱みを人間の力であぶり出す、FBがベンチマークを再発明
    フェイスブックが人工知能(AI)の新たな評価テストを発表した。ベンチマークでよい結果を出すことが目的となってしまい、実際に世の中に役立つAIの開発とはかけ離れた状況を改善することが狙いだ。
  11. Why do we need to discuss "AI Ethics" now?
    なぜ今「AI倫理」の議論が必要なのか
    国内のメディアで「AI」という言葉を目にするとき、そのほとんどが技術的なトピックや社会普及の文脈で語られている。一方、グローバルではその便益だけでなく、AIによって生じる不利益や不平等といった新たな問題を巡る議論も加速している。AI倫理とガバナンスの動向を、東京大学未来ビジョン研究センター特任講師の江間有沙氏にまとめてもらった。
  12. OpenAI is giving Microsoft exclusive access to its GPT-3 language model
    オープンAI、GPT-3の独占ライセンスをマイクロソフトに供与
    強力な言語モデルとして話題になったオープンAIの「GPT-3」のライセンスをマイクロソフトが取得した。非営利団体としてスタートしたオープンAIにとって大きな転換点となる。
  13. AI ethics groups are repeating one of society’s classic mistakes
    主張:AI倫理指針に根本的に欠けている「多様性」の視点
    人工知能(AI)の倫理的使用に関するグローバル・ガイドラインがあちこちで作成されている。しかし、こうした取り組みのほとんどは欧州や北米の視点で進められ、地域的多様性が欠如している。
  14. New standards for AI clinical trials will help spot snake oil and hype
    医療AIの臨床試験で新基準、誇大広告にストップ
    医療専門家の国際コンソーシアムが、人工知能(AI)が関わる臨床試験の初の公式基準を導入した。より信頼性の高い医療用AIの実現が期待される。
  15. What has AI changed?
    松尾 豊教授インタビュー:人工知能は世界と日本をどう変えたのか
    日本における第3次AIブームが始まってからおよそ5年。ブームの火付け役となったAI研究者、東京大学の松尾豊教授は、この5年間をどう捉えているのか? 世界と日本のAI界・産業界の動きを総括すると共に、今後の展望を語ってもらった。
  16. This know-it-all AI learns by reading the entire web nonstop
    スタンフォード大学のスタートアップ企業であるディフボットは、何十億ものWebページに対して画像認識と自然言語処理を適用して、巨大なナレッジグラフを構築している。尋ねられた質問のすべてに対し、事実に基づく受け答えができる人工知能(AI)を構築するのが目標だ。
  17. Ideas wanted: Help make the world’s biggest covid-19 symptom database useful
    世界最大級の新型コロナ調査データベースが活用アイデアを募集
    フェイスブックと共同で新型コロナウイルス感染症の兆候を調査しているカーネギーメロン大学の研究グループが、データ活用のアイデアを募集している。
  18. AI and Robotics
    人工知能とロボット工学の融合が切り拓くもうひとつの未来
    ロボット工学と人工知能(AI)は学術的なバックボーンの違いから、長らく「近いようで遠い」関係だった。だが、ここにきて両者の関係は急接近している。深層学習がロボット工学にどのような変化をもたらすのか? 産業用ロボットで世界シェアトップのロボット大国・日本で、最先端の研究を続ける早稲田大学の尾形哲也教授に話を聞いた。
  19. Create your own moody quarantine music with Google’s AI
    グーグル、コロナ禍で人気のBGMを誰でも作れるAIツール
    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による外出規制によって、人々の心が沈み込んでいる。そんな気持ちを和らげるような優しいメロディを、機械学習によって誰でも簡単に作れる音楽プレーヤーをグーグルが開発した。
  20. Memers are making deepfakes, and things are getting weird
    オバマも歌う「ばかみたい」、ディープフェイクがますます身近に
    日本のビデオゲーム「龍が如く」の中で歌われる「ばかみたい」という曲をネタにしたディープフェイク動画がネット上で大流行している。ディープフェイク作成ツールを誰でも使えるようになったことが主な要因であり、こうしたツールが悪用されることに対する新たな懸念が生じている。
  21. How special relativity can help AI predict the future
    インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者たちが、人工知能に因果関係に基づく推論をさせる新たな方法を発案した。特殊相対性理論で提示された光円錐の概念を利用し、因果関係を持ち得るものとそうでないものとの間に境界線を引くことで、次に何が起こるかをより正確に予測させる。
  22. A college kid’s fake, AI-generated blog fooled tens of thousands. This is how he made it.
    大学生がGPT-3で偽記事を作ってニュースサイトで1位になった方法
    オープンAIが開発した言語モデル「GPT-3」を使って作成された偽ブログ記事が、ハッカー・ニュースで1位を獲得した。記事を投稿した大学生は単純な手法を使い、「ほんの数時間」で記事を作成したという。
  23. AI is learning when it should and shouldn’t defer to a human
    この判断は人間に任せていいか?を予測するAIシステム、MIT
    人間とAIのどちらの判断が正しいのか?を予測するAIシステムをMITが開発した。両者が協力することで、より正確かつすばやい意思決定が可能になるという。
  24. IBM has built a new drug-making lab entirely in the cloud
    化学実験を在宅で、IBMがロボット+AIでクラウド新サービス
    IBMは人工知能(AI)、ロボット、クラウドを組み合わせて、科学者がリモートで化学実験ができるプラットフォームを構築した。新薬や新素材が市場に出るまでの期間を劇的に短縮し、費用を低下させることが狙いだ。
  25. The UK exam debacle reminds us that algorithms can’t fix broken systems
    「くたばれ、アルゴリズム」
    成績予測システムのひいきに
    英国学生が怒りの猛抗議
    コロナ禍にある英国で、実質的な大学入学試験の代わりにアルゴリズムによる成績予測評価が取り入れられた。公平性の担保が狙いだが、アルゴリズムが労働者階級やマイノリティに属する生徒に不利な評価を下すことが分かり、問題となっている。
  26. The pandemic has changed how criminals hide their cash—and AI tools are trying to sniff it out
    新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって経済が停滞し、犯罪組織のカネの動きも止まった。だが、犯罪組織は新たな方法でマネーロンダリングを試みている。従来型のルールベースの対策に代わり、変化にすばやく対応できる機械学習を活用する動きが高まっている。
  27. Facebook is training robot assistants to hear as well as see
    FBがバーチャル空間に音声を追加、AIの「耳」も訓練可能に
    フェイスブックのAIラボは、自ら開発したAIエージェント訓練用バーチャル空間に音を付加する機能を追加した。視覚と聴覚の両方が必要となるタスクをこなせるようにエージェントを訓練できるようになる。
  28. Too many AI researchers think real-world problems are not relevant
    機械学習の研究者のコミュニティの関心は新たな手法の開発に集中しており、応用を軽視するきらいがある。しかし、影響の大きな現実世界の問題を機械学習を用いて解決することの意義は大きく、応用研究についての考えは改められるべきだ
  29. Human rights activists want to use AI to help prove war crimes in court
    国際人道法に違反する戦争犯罪の立証のために、人権団体らが人工知能を活用している。膨大な映像や画像を機械学習で分類し、より強力な証拠を短期間で法廷に提出するのが目的だ。
  30. An AI hiring startup promising bias-free results wants to predict job-hopping
    AIを活用することで逆に「偏見のない採用」を実現できると謳う企業がある。だが、実際には労働者の権利を一方的に奪う可能性がある。
  31. The hack that could make face recognition think someone else is you
    顔認識を突破するフェイク画像の作成に成功、マカフィー
    目視では同一人物に見えるのに、顔認識システムには別の人物と判定させるフェイク画像を作り出すことにマカフィーが成功した。高度なセキュリティが求められる状況への顔認識の闇雲な導入に警鐘を鳴らしている。
  32. The UK is dropping an immigration algorithm that critics say is racist
    英内務省、人種差別的なアルゴリズムによるビザ申請審査を中止
    英内務省は、アルゴリズムを用いたビザ申請審査システムの使用を中止すると発表した。人種差別的との批判が高まる中で、裁判所の判決を待たずに使用中止を決めたことは、大きな節目になる可能性がある。
  33. The problems AI has today go back centuries
    ディープマインドの研究者が
    問う「AI界の植民地」問題
    人工知能(AI)の最も厄介な問題点であるアルゴリズム的差別や「ゴーストワーク」は偶然の産物ではない。問題の背景にあるのは、過去に植民地化した者とされた者との間の力の不均衡であり、長く忌むべき歴史を理解することが問題解決の第一歩となる。
  34. A neural network that spots similarities between programs could help computers code themselves
    AIがプログラムの意図を学習、書き換え案を提示=インテルが開発
    インテルの研究チームは、マサチューセッツ工科大学、ジョージア工科大学と共同で、ニューラルネットワークを使って高速かつ効率のいいコードを書けるようにプログラマーを支援するシステムを開発した。まずは社内開発者向けに使う予定だ。
  35. The owner of WeChat thinks deepfakes could actually be good
    ディープフェイク技術は有益、テンセントが主張する5つの用途
    中国の巨大テック企業の一角であるテンセントは、ディープフェイク技術は有益な技術であり、規制すべきではないと主張している。
  36. A concept in psychology is helping AI to better navigate our world
    「アフォーダンス」理論で強化学習を効率化、ディープマインド
    ディープマインドの研究者が、アフォーダンス理論を利用して強化学習を効率化する手法を開発している。同理論を用いれば、試行錯誤を繰り返さなくても、実行不可能な選択肢をあらかじめ除外できるという考えだ。
  37. OpenAI’s new language generator GPT-3 is shockingly good—and completely mindless
    未来への一歩を踏み出したオープンAI「GPT-3」の衝撃、熱狂に警鐘も
    オープンAIが発表した「GPT-3」はこれまでで最大の言語モデルであり、まるで人間が書いたかのような文章を望みのままに生成できる。しかし、AIが真の知性に近づいたわけではない。
  38. OpenAI’s fiction-spewing AI is learning to generate images
    画像の半分から残りを生成、オープンAIがGPT-2を応用
    オープンAIは、機械学習技術を利用して、画像の半分から残り半分を予測し、1つの画像を完成させられるAIシステムを開発した。以前に開発した驚くほど自然な「フェイクニュース」を量産できる文章作成ツールの画像版だ。
  39. A new way to train AI systems could keep them safer from hackers
    敵対的攻撃に強い深層学習システム、イリノイ大が新訓練法を提案
    イリノイ大学の研究者らが、深層学習に基づく画像再構築システムにおける敵対的攻撃の脆弱性を軽減する新たな訓練法を考案。他の手法で脆弱性を軽減したニューラル・ネットワークよりもミスを犯しにくくなることを確かめた。
  40. The two-year fight to stop Amazon from selling face recognition to the police
    顔認識技術は人種差別的、
    抗議を2年間無視し続けた
    アマゾンが態度を変えた理由
    アマゾンは6月10日に、顔認識システム「レコグニション」の警察への提供を今後1年間停止すると発表した。公民権団体や研究団体が2018年夏から訴えてきた成果が、ようやく実を結んだ形だ。
  41. Trump’s freeze on new visas could threaten US dominance in AI
    トランプ大統領の就労ビザ発給停止、「AI大国」地位に影響か
    トランプ大統領は各種就労ビザの発給を一時停止する統領令に署名した。この決定は米国内の人工知能(AI)人材の不足に拍車をかけ、AIにおける米国の優位性に永続的な影響を与える恐れがある。
  42. AI researchers say scientific publishers help perpetuate racist algorithms
    AI研究者らが学術出版社を批判、人種差別を助長
    顔認識で犯罪者を予測するシステムを紹介する論文は、AI研究者らの抗議へと発展した。
  43. A debate between AI experts shows a battle over the technology’s future
    人工知能(AI)が急速に社会に浸透するにつれて、深層学習モデルの限界や課題も明らかになりつつある。深層学習に対して異なる意見を持つ2人のAI専門家が、問題をいかに克服し得るか議論した。
  44. If AI is going to help us in a crisis, we need a new kind of ethics
    人工知能(AI)は人命を救えるのか? パンデミックによって真剣に議論されるようになった。ケンブリッジ大学のウィットルストーン上級研究員は、AIを危機対応に活用するなら「非常時のための倫理」が必要になると主張している。
  45. I used an algorithm to help me write a story. Here's what I learned.
    人工知能(AI)はチェスや囲碁などの分野において、人間に勝る能力を身に着けた。正解というものがない文学という分野においてAIはどれくらい人間の役に立つものなのか、プロの小説家が実際にAIを使って物語を書いて検証してみた。
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