KADOKAWA Technology Review
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知性を宿す機械

ロボットや人工知能、機械学習、さらに自律型の乗り物やドローン、量子コンピューティングについて。

  1. AI ethics groups are repeating one of society’s classic mistakes
    主張:AI倫理指針に根本的に欠けている「多様性」の視点
    人工知能(AI)の倫理的使用に関するグローバル・ガイドラインがあちこちで作成されている。しかし、こうした取り組みのほとんどは欧州や北米の視点で進められ、地域的多様性が欠如している。
  2. 医療AIの臨床試験で新基準、誇大広告にストップ
    医療専門家の国際コンソーシアムが、人工知能(AI)が関わる臨床試験の初の公式基準を導入した。より信頼性の高い医療用AIの実現が期待される。
  3. 松尾 豊教授インタビュー:人工知能は世界と日本をどう変えたのか
    日本における第3次AIブームが始まってからおよそ5年。ブームの火付け役となったAI研究者、東京大学の松尾豊教授は、この5年間をどう捉えているのか? 世界と日本のAI界・産業界の動きを総括すると共に、今後の展望を語ってもらった。
  4. スタンフォード大学のスタートアップ企業であるディフボットは、何十億ものWebページに対して画像認識と自然言語処理を適用して、巨大なナレッジグラフを構築している。尋ねられた質問のすべてに対し、事実に基づく受け答えができる人工知能(AI)を構築するのが目標だ。
  5. 世界最大級の新型コロナ調査データベースが活用アイデアを募集
    フェイスブックと共同で新型コロナウイルス感染症の兆候を調査しているカーネギーメロン大学の研究グループが、データ活用のアイデアを募集している。

知性を宿す機械の最新ニュース

  1. AI and Robotics
    人工知能とロボット工学の融合が切り拓くもうひとつの未来
    ロボット工学と人工知能(AI)は学術的なバックボーンの違いから、長らく「近いようで遠い」関係だった。だが、ここにきて両者の関係は急接近している。深層学習がロボット工学にどのような変化をもたらすのか? 産業用ロボットで世界シェアトップのロボット大国・日本で、最先端の研究を続ける早稲田大学の尾形哲也教授に話を聞いた。
  2. Create your own moody quarantine music with Google’s AI
    グーグル、コロナ禍で人気のBGMを誰でも作れるAIツール
    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による外出規制によって、人々の心が沈み込んでいる。そんな気持ちを和らげるような優しいメロディを、機械学習によって誰でも簡単に作れる音楽プレーヤーをグーグルが開発した。
  3. Memers are making deepfakes, and things are getting weird
    オバマも歌う「ばかみたい」、ディープフェイクがますます身近に
    日本のビデオゲーム「龍が如く」の中で歌われる「ばかみたい」という曲をネタにしたディープフェイク動画がネット上で大流行している。ディープフェイク作成ツールを誰でも使えるようになったことが主な要因であり、こうしたツールが悪用されることに対する新たな懸念が生じている。
  4. How special relativity can help AI predict the future
    インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者たちが、人工知能に因果関係に基づく推論をさせる新たな方法を発案した。特殊相対性理論で提示された光円錐の概念を利用し、因果関係を持ち得るものとそうでないものとの間に境界線を引くことで、次に何が起こるかをより正確に予測させる。
  5. A college kid’s fake, AI-generated blog fooled tens of thousands. This is how he made it.
    大学生がGPT-3で偽記事を作ってニュースサイトで1位になった方法
    オープンAIが開発した言語モデル「GPT-3」を使って作成された偽ブログ記事が、ハッカー・ニュースで1位を獲得した。記事を投稿した大学生は単純な手法を使い、「ほんの数時間」で記事を作成したという。
  6. AI is learning when it should and shouldn’t defer to a human
    この判断は人間に任せていいか?を予測するAIシステム、MIT
    人間とAIのどちらの判断が正しいのか?を予測するAIシステムをMITが開発した。両者が協力することで、より正確かつすばやい意思決定が可能になるという。
  7. IBM has built a new drug-making lab entirely in the cloud
    化学実験を在宅で、IBMがロボット+AIでクラウド新サービス
    IBMは人工知能(AI)、ロボット、クラウドを組み合わせて、科学者がリモートで化学実験ができるプラットフォームを構築した。新薬や新素材が市場に出るまでの期間を劇的に短縮し、費用を低下させることが狙いだ。
  8. The UK exam debacle reminds us that algorithms can’t fix broken systems
    「くたばれ、アルゴリズム」
    成績予測システムのひいきに
    英国学生が怒りの猛抗議
    コロナ禍にある英国で、実質的な大学入学試験の代わりにアルゴリズムによる成績予測評価が取り入れられた。公平性の担保が狙いだが、アルゴリズムが労働者階級やマイノリティに属する生徒に不利な評価を下すことが分かり、問題となっている。
  9. The pandemic has changed how criminals hide their cash—and AI tools are trying to sniff it out
    新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって経済が停滞し、犯罪組織のカネの動きも止まった。だが、犯罪組織は新たな方法でマネーロンダリングを試みている。従来型のルールベースの対策に代わり、変化にすばやく対応できる機械学習を活用する動きが高まっている。
  10. Facebook is training robot assistants to hear as well as see
    FBがバーチャル空間に音声を追加、AIの「耳」も訓練可能に
    フェイスブックのAIラボは、自ら開発したAIエージェント訓練用バーチャル空間に音を付加する機能を追加した。視覚と聴覚の両方が必要となるタスクをこなせるようにエージェントを訓練できるようになる。
  11. Too many AI researchers think real-world problems are not relevant
    機械学習の研究者のコミュニティの関心は新たな手法の開発に集中しており、応用を軽視するきらいがある。しかし、影響の大きな現実世界の問題を機械学習を用いて解決することの意義は大きく、応用研究についての考えは改められるべきだ
  12. Human rights activists want to use AI to help prove war crimes in court
    国際人道法に違反する戦争犯罪の立証のために、人権団体らが人工知能を活用している。膨大な映像や画像を機械学習で分類し、より強力な証拠を短期間で法廷に提出するのが目的だ。
  13. An AI hiring startup promising bias-free results wants to predict job-hopping
    AIを活用することで逆に「偏見のない採用」を実現できると謳う企業がある。だが、実際には労働者の権利を一方的に奪う可能性がある。
  14. The hack that could make face recognition think someone else is you
    顔認識を突破するフェイク画像の作成に成功、マカフィー
    目視では同一人物に見えるのに、顔認識システムには別の人物と判定させるフェイク画像を作り出すことにマカフィーが成功した。高度なセキュリティが求められる状況への顔認識の闇雲な導入に警鐘を鳴らしている。
  15. The UK is dropping an immigration algorithm that critics say is racist
    英内務省、人種差別的なアルゴリズムによるビザ申請審査を中止
    英内務省は、アルゴリズムを用いたビザ申請審査システムの使用を中止すると発表した。人種差別的との批判が高まる中で、裁判所の判決を待たずに使用中止を決めたことは、大きな節目になる可能性がある。
  16. The problems AI has today go back centuries
    ディープマインドの研究者が
    問う「AI界の植民地」問題
    人工知能(AI)の最も厄介な問題点であるアルゴリズム的差別や「ゴーストワーク」は偶然の産物ではない。問題の背景にあるのは、過去に植民地化した者とされた者との間の力の不均衡であり、長く忌むべき歴史を理解することが問題解決の第一歩となる。
  17. A neural network that spots similarities between programs could help computers code themselves
    AIがプログラムの意図を学習、書き換え案を提示=インテルが開発
    インテルの研究チームは、マサチューセッツ工科大学、ジョージア工科大学と共同で、ニューラルネットワークを使って高速かつ効率のいいコードを書けるようにプログラマーを支援するシステムを開発した。まずは社内開発者向けに使う予定だ。
  18. The owner of WeChat thinks deepfakes could actually be good
    ディープフェイク技術は有益、テンセントが主張する5つの用途
    中国の巨大テック企業の一角であるテンセントは、ディープフェイク技術は有益な技術であり、規制すべきではないと主張している。
  19. A concept in psychology is helping AI to better navigate our world
    「アフォーダンス」理論で強化学習を効率化、ディープマインド
    ディープマインドの研究者が、アフォーダンス理論を利用して強化学習を効率化する手法を開発している。同理論を用いれば、試行錯誤を繰り返さなくても、実行不可能な選択肢をあらかじめ除外できるという考えだ。
  20. OpenAI’s new language generator GPT-3 is shockingly good—and completely mindless
    未来への一歩を踏み出したオープンAI「GPT-3」の衝撃、熱狂に警鐘も
    オープンAIが発表した「GPT-3」はこれまでで最大の言語モデルであり、まるで人間が書いたかのような文章を望みのままに生成できる。しかし、AIが真の知性に近づいたわけではない。
  21. OpenAI’s fiction-spewing AI is learning to generate images
    画像の半分から残りを生成、オープンAIがGPT-2を応用
    オープンAIは、機械学習技術を利用して、画像の半分から残り半分を予測し、1つの画像を完成させられるAIシステムを開発した。以前に開発した驚くほど自然な「フェイクニュース」を量産できる文章作成ツールの画像版だ。
  22. A new way to train AI systems could keep them safer from hackers
    敵対的攻撃に強い深層学習システム、イリノイ大が新訓練法を提案
    イリノイ大学の研究者らが、深層学習に基づく画像再構築システムにおける敵対的攻撃の脆弱性を軽減する新たな訓練法を考案。他の手法で脆弱性を軽減したニューラル・ネットワークよりもミスを犯しにくくなることを確かめた。
  23. The two-year fight to stop Amazon from selling face recognition to the police
    顔認識技術は人種差別的、
    抗議を2年間無視し続けた
    アマゾンが態度を変えた理由
    アマゾンは6月10日に、顔認識システム「レコグニション」の警察への提供を今後1年間停止すると発表した。公民権団体や研究団体が2018年夏から訴えてきた成果が、ようやく実を結んだ形だ。
  24. Trump’s freeze on new visas could threaten US dominance in AI
    トランプ大統領の就労ビザ発給停止、「AI大国」地位に影響か
    トランプ大統領は各種就労ビザの発給を一時停止する統領令に署名した。この決定は米国内の人工知能(AI)人材の不足に拍車をかけ、AIにおける米国の優位性に永続的な影響を与える恐れがある。
  25. AI researchers say scientific publishers help perpetuate racist algorithms
    AI研究者らが学術出版社を批判、人種差別を助長
    顔認識で犯罪者を予測するシステムを紹介する論文は、AI研究者らの抗議へと発展した。
  26. A debate between AI experts shows a battle over the technology’s future
    人工知能(AI)が急速に社会に浸透するにつれて、深層学習モデルの限界や課題も明らかになりつつある。深層学習に対して異なる意見を持つ2人のAI専門家が、問題をいかに克服し得るか議論した。
  27. If AI is going to help us in a crisis, we need a new kind of ethics
    人工知能(AI)は人命を救えるのか? パンデミックによって真剣に議論されるようになった。ケンブリッジ大学のウィットルストーン上級研究員は、AIを危機対応に活用するなら「非常時のための倫理」が必要になると主張している。
  28. I used an algorithm to help me write a story. Here's what I learned.
    人工知能(AI)はチェスや囲碁などの分野において、人間に勝る能力を身に着けた。正解というものがない文学という分野においてAIはどれくらい人間の役に立つものなのか、プロの小説家が実際にAIを使って物語を書いて検証してみた。
  29. What AI still can’t do
    原因と結果を把握できなければ、本当に賢い人工知能とは言えない。ジュディア・パールに師事したコロンビア大学のエリアス・バレンボイム准教授は、この課題の解決を目指した研究の最前線にいる。
  30. The startup making deep learning possible without specialized hardware
    GPU不要、汎用CPUで高速深層学習を実現するMIT発スタートアップ
    MIT教授が立ち上げたスタートアップ企業が、GPUなどの専用ハードウェアを使わず、CPUだけで深層学習モデルを高速実行できる製品を発表した。深層学習のコストを下げるだけでなく、人工知能を広く普及させる効果が期待される。
  31. Facebook’s deepfake detection challenge shows how hard they still are to spot
    フェイスブックがディープフェイク対策に先行して取り組んでいる。ディープフェイク映像を作成するツールが出回り、誰もが使えるようになると、本物の映像でさえ信頼できなくなる可能性がある。
  32. Robots could help save your local store from going out of business
    新型コロナウイルスのパンデミックによって小売業が休業を余儀なくされる一方で、ネット販売に注文が殺到している。購買行動の変化に対応するため、最新ロボットを導入し、店舗のバックヤードや空き店舗を物流拠点に転換する企業も出てきた。
  33. IBM says it is no longer working on face recognition because it's used for racial profiling
    IBMが顔認識技術の開発から撤退、人種差別助長を懸念
    IBMは、顔認識ソフトウェアの開発・販売を停止すると発表した。人種差別を助長する懸念があるため。
  34. AI could help scientists fact-check covid claims amid a deluge of research
    新型コロナ論文のファクトチェックを支援、研究者向けAIツール
    新型コロナウイルスに関する大量の論文の中から、科学的事実を見分けることは難しい。ニューラル・ネットワークを活用した研究者向けの支援ツールが開発されている。
  35. Coronavirus grounded the autonomous-vehicle industry, but data troves could be a savior
    新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、公道で試験中の自律走行車は運用を停止せざるを得なくなった。自律運転自動車の開発を手がける企業はコンピューター・シミュレーション環境での訓練にシフトしている。
  36. This startup is using AI to give workers a “productivity score”
    新型コロナのパンデミックに伴う在宅勤務者の増加により、従業員の働き具合を遠隔監視するツールを導入する企業が増えている。ボストンのスタートアップ企業は機械学習を利用して、従業員の生産性を算出したり、仕事の効率を上げる方法を提案したりするツールを開発している。
  37. AI could help with the next pandemic—but not with this one
    人工知能は
    「次のパンデミック」を
    救えるか?
    新型コロナウイルス感染症のパンデミックへの対応では、人工知能(AI)を活用するさまざまな動きが報じられた。だが、AIが実際に役に立つには、多くの課題を乗り越える必要がある。
  38. The messy, secretive reality behind OpenAI’s bid to save the world
    サンフランシスコを拠点とする非営利団体のオープンAIは、人間の学習能力と推論能力を持つ「汎用人工知能(AGI)」を最初に開発し、すべての人にその恩恵が及ぶようにすることを目的として鳴り物入りで設立された。しかし、熾烈な競争環境の中で当初の理想は次第に失われつつある。
  39. Google’s medical AI was super accurate in a lab. Real life was a different story.
    グーグルのAIが医療現場で直面した「診断精度」以外の課題
    人工知能を医療で活用するために必要なのは、優れた技術だけではない。グーグル・ヘルスは実際の医療現場での具体的な課題に取り組んでいる。
  40. AI is still largely baffled by covid misinformation
    新型コロナで急増するデマ、フェイクニュース AI対応にも限界
    フェイスブックは5月12日に公開した最新の「コミュニティ規定施行レポート」で、ヘイトスピーチやデマを検知する人工知能(AI)システムの最新のアップデートについて発表した。
  41. This is what we know so far about how covid-19 affects the rest of the body
    肺炎だけでない新型コロナの症状、血栓症など報告相次ぐ
    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の主な症状は呼吸器疾患だが、呼吸器以外への症状も詳しく報告され始めている。ここ数週間で判明した新事実をいくつか紹介しよう。
  42. The pandemic is emptying call centers. AI chatbots are swooping in
    新型コロナでコールセンターが悲鳴、AIへの置き換えも加速
    新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受け、コールセンターにAIボットを導入する動きが米国で進んでいる。ベンダーは売り込みを強めており、コールセンター業務の負担軽減し、人員削減が進む恐れがある。
  43. Our weird behavior during the pandemic is screwing with AI models
    新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより人々の生活が変化を強いられている中で、平常時の行動を基に訓練された機械学習モデルの問題が表面化している。機能しなくなった人工知能(AI)システムを修正するには、人間の介入が必要だ。
  44. An AI can simulate an economy millions of times to create fairer tax policy
    所得格差を是正し、より公平な税制度を提案する「AIエコノミスト」が開発された。パンデミックによって経済情勢が大きく変動する中、過去の経験に依存しない最適な税制度を考案できる可能性があるという。
  45. An AI algorithm inspired by how kids learn is harder to confuse
    子どもの学習方法に着想、データ効率を高める機械学習の新アプローチ
    深層学習では、機械学習モデルの正確さを高めるには訓練用データの量を増やすことが一般的だ。カーネギーメロン大学の研究者らは、親が子どもに教える方法にヒントを得て、データ量を増やさなくてもモデルの正確さを高められる学習アルゴリズムを見い出した。
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