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07.0
Cover Story

11億人以上のユーザーを持つ中国のメッセージ・アプリ「ウィーチャット(WeChat)」は、中国人社会に広く浸透し、もはや生活に不可欠なものとなっている。だが同時に、中国政府による統制の強化にも大きな役割を果たしている。

by Patrick Howell O'Neill
  1. 物理学者や天文学者によると、宇宙は目に見えないが質量を持つ暗黒物質(ダークマター)で満たされており、太陽系はその中をかき分けるように進んでいるという。ダークマターの大きさや質量はまだ分かっていないが、体内を貫通したダークマターによって死傷した人が見当たらないことから、その範囲をある程度絞り込むことは可能だ。

    by Emerging Technology from the arXiv
  2. 「アレクサ、『声ゲー』って流行るの?」アマゾンが開発者ツール

    音声アシスタント「アレクサ」で音声コマンドを使ってプレイするゲームが人気を集め始めている。アマゾンも音声ゲームクリエーター向けのツールを発表し、音声主導型ゲームに力を入れ始めた。

    by Tanya Basu
  3. アルファベット(グーグル)傘下のウェイモは、ディープマインドの研究チームと共同で、自律自動車の機械学習アルゴリズムを効率よく訓練するための手法を開発した。ニューラル・ネットワークを維持するために必要なコンピューター能力を削減し、開発スピードの大幅アップを狙う。

    by Will Knight
  4. ローレンス・レッシグに聞く、データ駆動型社会のプライバシー規制

    経済成長の原動力としてデータ流通に注目が集まり、各国でさまざまなアプローチが展開されている。同時に、GAFAのような巨大プラットフォームによる膨大なデータを収集は監視であるとして、判然としないプライバシー保護やセキュリティに不安の声も増えている。サイバー空間の法制度について先見性に満ちた考察で知られるハーバード大学のローレンス・レッシグ教授に、信頼できるデータ流通のために構築すべきアーキテクチャについて聞く。

    by Keiko Tanaka
  5. コンピューターを用いて相手の感情を推し量る感情認識テクノロジーには、200億ドル規模の市場があると試算されている。しかし、最近の研究によると、現在もっともよく使われている手法には重大な欠陥があるという。

    by Angela Chen
  6. 「燃えやすい大陸」オーストラリアは、大規模な山火事をこれまで数多く経験してきた。家を失い、命が失われても、住民の多くは森林に住み続ける。世界中で大規模な山火事が相次ぐ中、オーストラリアは世界に先駆けて有効な対策を示せるのだろうか。

    by Bianca Nogrady
  7. 宇宙新時代の新しい仕事
    「宇宙のお天気お姉さん」

    地球物理学と宇宙空間プラズマ物理学の博士号を持つスコフ博士は、太陽風や太陽フレア、地磁気嵐などについてインターネット上で説明する「宇宙のお天気お姉さん」だ。太陽活動の影響を受ける消費者向け技術が増えている現在、こうした現象をわかりやすく説明する「宇宙天気予報士」のニーズは今後、高まるかもしれない。

    by Erin Winick
  8. ニューラリンクが発表した脳機械インターフェイス(BMI)が注目されている。障害を抱え、すでにBCIを埋め込んでいる人は発表をどう見ているのだろうか? 5年前から「ユタ・アレイ」の実験に参加している被験者の男性に話を聞いた。

    by Antonio Regalado
  9. 最新の腕時計は、ボタン一つで簡単に心電図を取ることだってできる。体の異常をすぐに検知できるウェアラブル機器は、従来の医療機器のあり方を変え、数千万人の命を救う可能性を秘めている。

    by Dan Hon
  10. 「FB銀行」は認めない、
    米議会がリブラ責任者を追及

    フェイスブックが発表した新暗号通貨「リブラ」の本当の狙いは何なのか? リブラをどのように運営しようとしているのか? プロジェクトを率いるデビッド・マーカスは先週、連邦議会の2つの公聴会で議員たちから集中砲火を浴びた。

    by Mike Orcutt