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05.0
Cover Story

需給逆転で外国人「歓迎」、 米でワクチン観光活況の兆し

新型コロナワクチンの供給が需要を上回っている米国では、ワクチン接種が受けられることをうたって観光客を呼び込もうとする「ワクチン観光」に乗り出す州が増えつつある。しかし、こうした取り組みは、公衆衛生面でも倫理面でも大きな問題がある。

by Eileen Guo
  1. 中国系ハッカー集団、国連装いウイグル人を攻撃 その狙いは?

    新たな報告によると、中国語を話すハッカーの集団が偽の国連報告書や偽の支援団体を騙り、ウイグル人にサイバー攻撃を仕掛けているという。その背後には中国政府の影がちらつく。ウイグル人を攻撃する手口と、隠された狙いは何か。

    by Patrick Howell O'Neill
  2. 「藻」の遺伝子で失明から視力回復、光遺伝学で新成果

    欧米の科学者で構成する研究チームは、視力を失った被験者の目に藻類の遺伝子を組み込むことで、目の前のテーブルにノートが置かれたことを認識できるようになったことを医学雑誌で報告した。光遺伝学の恩恵を受けた初めての患者であるとしている。

    by Antonio Regalado
  3. 人間の会話を模倣する優れた能力で注目を集めている大規模言語モデル(LLM)には大きな課題があるが、商業主義の巨大テック企業はそれに向き合おうとしていない、そこで、同モデルの課題を検証するための世界規模のオープンソース・プロジェクトがこの4月に始動した。

    by Karen Hao
  4. ヴァージンが2年ぶり、3度目の有人飛行に成功 「年400便」へ前進

    ヴァージン・ギャラクティックが2019年2月以来、人類を宇宙との境界まで送り込むことに成功した。2021年はヴァージン・ギャラクティックにとって年間400便の商用宇宙飛行実現を目指す、勝負の年になる。

    by Neel V. Patel
  5. SF小説で描かれる未来都市はどう変わったか

    SF小説では実在する有名都市を下敷きにして新たな都市を描くことが多い。想像上の都市は、パンデミックや政治体制の変更といった社会的な影響を受けてどう変化してきたのか。

    by Joanne McNeil
  6. 公共交通の未来、
    キーワードは「15分都市」

    新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、世界各地の公共交通機関は大変革を迫られている。かつて都心部のオフィスに集まって働いていた人たちの多くはリモートワークに移行し、電車やバスを利用しなくなった。公共交通機関と都市はどうあるべきなのか。世界中の公共交通機関から採用が相次ぐ新興ソフトウェア企業のトップは、都市を見直す機会だという。

    by John Surico
  7. 動くグラフで見る、世界のワクチン接種状況(日本はG20中19位)

    世界中で新型コロナウイルス感染症のワクチン接種プログラムが展開されつつあるが、展開のペースは国によって大きく異なっている。最も進んでいる米国や英国が人口100人あたり80回以上のワクチン接種を実施してきたのに対し、ワクチン接種が1度も実施されていない国も多い。

    by Charlotte Jee
  8. 米西部で高まる大干ばつのリスク、「危険な夏」へ備えを

    気候変動の影響を受けて、米国西部は大洪水と大干ばつを繰り返す極端な気候に変化してしまった。今夏も水不足を受けて、極端な干ばつ、大規模な山火事の発生などのリスクが高まっている。 もはや元に戻ることはないのだろうか。

    by James Temple
  9. 世界共通言語になった
    「絵文字」の未来、
    初の女性委員長が語る

    絵文字(emoji)は、テキストメッセージに微妙なニュアンスを追加する手法としてネットで多用されている。絵文字を標準化するユニコード・コンソーシアムの絵文字小委員会の委員長に就任したジェニファー・ダニエルが、自らの役割や絵文字の未来について語った。

    by Tanya Basu
  10. 米国で高まる「顔認識」規制の気運、自主規制から近く法制化へ

    アマゾンは米国での警察への顔認識ソフトの販売停止を無期限に延長した。大手テック企業は現在、警察に対する顔認識テクノロジーの提供を自主規制しているが、連邦法による規制の動きが加速している。

    by Tate Ryan-Mosley