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本日の重要ニュースをご案内。

09.0
Cover Story

二酸化炭素排出量を規制する取り組みの一つである排出量取引(キャップ・アンド・トレード)制度では、カーボン・オフセット・クレジットが中核となっている。しかし、カーボン・オフセットでは二酸化炭素排出の削減量を過大評価していることが多く、気候変動対策としては欠陥のある方法だという最新の証拠がカリフォルニア州の制度で示された。

by James Temple
  1. ユーチューブが新アルゴリズムを実験、「中毒性」高める

    ユーザーを動画にくぎ付けにするためのユーチューブの「おすすめ」アルゴリズムが、より過激な動画や排他的な思想の動画をユーザーに勧めがちだとして問題になっている。グーグルの研究チームは同アルゴリズムのアップデートを検討しているが、さらなる分断を招く可能性がある。

    by Karen Hao
  2. グーグルが世界初の「量子超越性」を実証したとの報道を受けて様々な憶測が乱れ飛んだが、少なくともその一部は、今回の成果をひどく誇張したものに過ぎない。グーグルが同社の量子プロセッサーで達成したと思われること、量子超越性を取り巻く誤解について改めて説明しておこう。

    by Martin Giles
  3. 気候変動アクティビズムは
    世界を動かすか?

    9月23日に開催された国連気候行動サミットにおけるグレタ・トゥーンベリの演説は大きな反響を呼んだ。だが、ほとんどの経済主要大国の政治家たちは腰が重く、一般市民らも問題解決のためにコストを負担することについてはいまだ消極的だ。

    by James Temple
  4. グローバーのアルゴリズムは高速探索が可能だが、量子プロセスを利用するため実装が難しいことで知られている。しかし、同アルゴリズムが、電子の振る舞いに見られる通常の現象であることを示す証拠が発見された。量子コンピュータ開発の突破口になるだけでなく、生物における遺伝暗号の謎を解明できるかもしれない。

    by Emerging Technology from the arXiv
  5. フェイスブックが自殺「伝染」防止策を発表、専門家の見方は?

    ソーシャルメディアが若者の自殺の多発を後押ししているのではないか、という指摘が多くなされている。フェイズブックは最近、若者間での自殺の「伝染」を防ぐための対策をとっていることをブログで発表したが、研究者たちはその効果には懐疑的だ。

    by Tanya Basu
  6. ニューヨーク市が200億ドルを投じる「気候変動対策」の中身

    ニューヨーク市は、甚大な被害をもたらしたハリケーン・サンディの教訓を生かして、気候変動の危機的影響への対策を矢継ぎ早に打ち出している。目立たない防波堤、白い屋根、熱中症の兆候を監視する地域社会プログラムなどは、問題に対処するための戦略の一部だ。

    by Mike Orcutt
  7. 別の絵で隠されてしまっていたピカソの「青の時代」の作品をニューラル・ネットワークで復元することに初めて成功した。失われた絵画をより鮮明に復元する方法として、美術史家の仕事を大きく変える可能性を秘めた手法だ。

    by Emerging Technology from the arXiv
  8. 新たなゴミにはならない?
    宇宙のゴミ問題解決を目指す
    カナダの宇宙企業

    カナダの宇宙企業がスペース・デブリを40基のコンステレーション(衛星群)で追跡すると計画している。この計画は宇宙のゴミを増やすのか、衛星とゴミの衝突を避ける機会を増やすのか?

    by Neel V. Patel
  9. 世界トップ級の専門家が指摘する「ディープフェイク」の恐るべき未来

    ディープフェイク技術の進歩の速さは、先駆者であるハオ・リーすら驚くほどだ。ディープフェイク映像は急速に現実の映像に近づいており、数年後には両者を見分けるのは困難になるという。

    by Patrick Howell O'Neill
  10. 広がる「顔認識」技術規制、全米で禁止の可能性も

    米国のいくつかの都市では顔認識技術の使用を一部禁止する法律が制定された。こうした傾向は全米各地に広がりを見せており、最終的には連邦政府による規制が始まる可能性があると専門家は予測する。

    by Charlotte Jee