KADOKAWA Technology Review
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持続可能エネルギー

持続可能エネルギー、遺伝子組み換え作物と農業、淡水化、用水テクノロジー、二酸化炭素除去とジオ・エンジニアリング、気候変動による経済・社会への影響と適応について。

  1. Video: How cheap renewables and rising activism are shifting climate politics
    動き出した米国初の大規模な気候関連法案、その成果と課題は?
    米国のバイデン大統領は気候変動問題を自身の政治活動の中心に据え、米国初の大掛かりな気候関連法案を成立させようとしている。その画期性と課題を識者らが語った。
  2. ペットボトルを酵素でリサイクル、仏スタートアップが実証施設
    フランスのスタートアップ企業が、ペットボトルの材料であるPETを酵素でリサイクルする実証用プラントを開設した。同社のリサイクル処理によって、石油からPETを製造する場合と比較して温室効果ガス排出量を約30%減少できると見積もっている。
  3. 地球温暖化抑止にはメタン削減が効果的、だがどうやって?
    地球温暖化を食い止めるためは、大気中のメタンを削減することが効果的だとする論文が発表された。しかし、大気中からメタンを除去する技術は確立されておらず、当面は排出量を減らすことで対応する必要がある。
  4. 図解:気候変動対策の鍵は巨大都市にある
    世界の人口が集中する巨大都市が二酸化炭素排出量を削減するだけで、気候変動の影響を大きく緩和できる可能性がある。
  5. テスラ7人目の電池ベンチャー、「5日持つ」ガジェットに材料供給
    リチウムイオンバッテリーのエネルギー密度を大きく引き上げる材料の開発に取り組むシラ・ナノテクノロジーズが、初の製品を市場投入した。同社の負極材料を採用したバッテリーを搭載するフィットネス向けのウェアラブル機器は、充電が5日間不要だという。

持続可能エネルギーの記事一覧

  1. How Ida dodged NYC’s flood defenses
    ハリケーン「アイダ」でNYに甚大被害、洪水対策追いつかず
    米東海岸を襲ったハリケーン「アイダ」は都市に甚大な被害をもたらした。ニューヨーク市はここ数年、洪水対策に取り組んできたが、頻発する脅威にまだ適応できていない。
  2. How to keep the power on during hurricanes and heatwaves and fires and …
    ハリケーン「アイダ」で大規模停電、求められる強い送電網
    8月29日に米国南部を襲った大型ハリケーンの「アイダ」がニューオーリンズにもたらした大規模停電は、高頻度かつ深刻化する気象災害に耐え得る電力システムを再構築する必要性を改めて認識させるものだ。
  3. The $3.5 trillion budget bill could transform the US power sector—and slash climate pollution
    米上院は「クリーン電力報酬プログラム」の予算案の可決に向かっている。電力会社が販売する電力全体にカーボンフリー電力が占める割合を増やすことを狙ったものだ。政治的実現可能性を高めるために採ったこのアプローチには期待がある一方、狙い通りに目的を果たせるかどうか不安もある。
  4. Why capturing carbon is an essential part of Biden's climate plans
    米国のバイデン政権が取り組む気候変動への取り組みの一つの柱となるのが、「二酸化炭素の回収・貯蔵(CCS)」だ。環境問題の活動家からは反対意見も根強いが、二酸化炭素排出量削減が困難な業界には必要なものだという。化石エネルギー・炭素管理局の幹部に狙いを聞いた。
  5. What innovators need to do now for a decarbonized society
    所 千晴教授:脱炭素社会へ向けてイノベーターに今求められること
    SDGs(持続可能な開発目標)の達成やカーボンニュートラルの実現へ向けて需要が高まりつつあるのが、製品のリサイクルに必要な資源分離技術だ。早稲田大学と東京大学で、分離技術の研究を進める所 千晴教授に、研究の現状とイノベーターの条件を聞いた。
  6. Solar panels are a pain to recycle. These companies are trying to fix that.
    太陽光パネルは、発電している間は二酸化炭素排出量削減に貢献するが、製造時や輸送時、そして廃棄時は二酸化炭素を排出する。貴重な材料を回収し、太陽光パネルのリサイクルをより収益の上がるものに変えようとするスタートアップ企業の動きがある。
  7. Can green hydrogen be the main driver of "decarbonization"?
    グリーン水素は日本の「脱炭素」の本命になり得るのか?
    カーボンニュートラルへ向けた取り組みが世界中で加速している。注目されているグリーン水素とはどのような技術で、どこまで実用化が検討されているのか? 環境エネルギージャーナリストが語った。
  8. How the world already prevented far worse warming this century
    オゾン層を回復させるためにフロンガスの削減を決めた1987年のモントリオール議定書は、地球温暖化防止にも有効であったことが分かった。同議定書の成功から得られた教訓を温暖化ガス削減に生かすときが来ている。
  9. The $1 trillion infrastructure bill is a baby step toward the US grid we need
    米国では太陽光、風力、地熱といった再生可能エネルギーを活用した発電が盛んだ。しかし、立地や天候に左右される再生可能エネルギーを普及させるには、地域ごとに分断されている電力系統を統合した相互送電網を構築する必要がある。
  10. The big tech quest to find the metals needed for the energy overhaul
    電気自動車や送電網のバッテリーの原料となるリチウムやコバルトなどの鉱物の需要が急増している。そうした中で、AIを使うことで採掘コスト削減を目指す米スタートアップは、テック界の大物たちから数千万ドルを調達した。
  11. The UN climate report pins hopes on carbon removal technologies that barely exist
    国連IPCC最新報告書、温暖化防止のカギは炭素除去テクノロジー
    国連・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が発表した最新の報告書は、温暖化の要因について人間の影響を疑う余地がないと指摘した。温暖化がどの程度まで進むかは、いかに迅速に二酸化炭素排出量を削減し、大気中の二酸化炭素を除去する方法を急速に拡大できるかにかかっている。
  12. More people are living in flood-prone places
    洪水発生地域で人口急増、衛星画像から驚きの事実が判明
    アリゾナ大学の研究者らは、2000年から2018年に世界で発生した900件の洪水被害の地図を作成した。人口が多く、リスクが大きい地域は、早急に対策を練る必要がある。
  13. The pandemic slashed the West Coast's emissions. Wildfires already reversed it.
    カリフォルニア州やシベリアで大規模な森林火災が発生し、二酸化炭素排出量の増加が予想されている。大規模な森林火災は今後も続発し、温暖化に拍車をかけるという。
  14. Why the grid is ready for fleets of electric trucks
    EVトラック普及で送電網は耐えられるか?
    電動化の波はトラックにも及んでいる。短距離を走るトラックはすぐに電動化できそうだが、長距離を走る大型トラックを電動化するには何が必要になるのだろうか。
  15. The lurking threat to solar power’s growth
    急成長の太陽光発電に迫る
    「不都合な真実」
    世界有数の太陽光発電の集積地で、卸売価格が急落。太陽光発電所を増設しても儲からない状態になりつつある。気候変動の目標達成には太陽光発電所の増設が必須だが、有効な対策はあるか。
  16. Cities are scrambling to prevent flooding
    気候変動で頻発する洪水、都市に望まれる水害対策とは
    各地の都市で大規模な洪水が頻発している。都市に張り巡らされた雨水管やポンプ、その他のインフラは、気候変動によって頻度や強度が増した暴風雨に対応できるようには設計されていないからだ。
  17. How hot is too hot for the human body?
    猛暑襲来、人間の耐えられる暑さの限度とは?
    気候変動は猛暑を引き起こし、多くの人々の生命を危機に晒している。今後、猛暑の頻度や深刻さはさらに増すことが予想されるため、人間がどれくらいの暑さまで耐えられるのを知ることは重要となっている。
  18. Can Japan's Green Hydrogen lead the global trend?
    技術で先行する日本の「グリーン水素」は世界の潮流に乗れるか
    世界各国がカーボンニュートラルに向けて、水素エネルギーを重要な選択肢とする中、日本もまたこの分野への投資を拡大している。日本は水素利用においては他国よりも技術面で先行しているが、その優位性を生かせるかどうかが問われている。
  19. Carbon removal hype is becoming a dangerous distraction
    地球温暖化対策として、二酸化炭素除去を目的とした植林や直接空気回収テクノロジーが注目されている。だが、ここ10年の最優先事項は二酸化炭素排出量を削減することだ。二酸化炭素除去への過度の期待は道を誤る危険性がある。
  20. Climate change made the record-shattering Northwest heat wave 150 times more likely
    米国北西部の記録破りの熱波は気候変動が原因、研究者らが結論
    米国北西部を襲っている異常な熱波について、研究者らは、地球温暖化による気候変動の影響である可能性が高いと結論づけた。もしこの結論が正しければ、地球の平均気温が2˚C上昇すると類似の事象が10年に1、2回発生することになる。
  21. Cheaper solar PV is key to addressing climate change
    太陽光発電、コスト激減でクリーンエネの主役に まだ安くなる?
    太陽光発電の価格はここ30年で急激にに低下した。ただ、気候変動に対処できるだけの速さでクリーンエネルギーに移行するためには依然として不十分だ。太陽光発電は今よりずっと安くなる必要がある。
  22. This photographer-scientists collaboration shows the speed of climate change
    写真家と科学者が協働:写真で見る、気候変動の凄まじさ
    世界中で気候変動が与える影響を示すために、写真家のイワン・バン・コラーが撮影した写真に科学者が注釈を付けた。
  23. A first-of-its-kind geoengineering experiment is about to take its first step
    ハーバード大学の研究チームは、気候変動問題に対処するため、成層圏に微粒子を散布して太陽光を宇宙に反射する太陽地球工学の研究に取り組んでいる。チームは、より理解を深めるために小規模な野外実験の準備を進めてきたが、後戻りできない可能性が指摘され、反対の声は根強い。
  24. The fracking boom is over. Where did all the jobs go?
    消えた幻想「シェールガス革命」とは何だったのか?
    一時のブームに沸いたシェールガス業界の崩壊は、環境の面からも、雇用の面からも必然であった。同業界が創出すると期待された雇用の数は大幅に水増しされており、しかも、その多くはすでに存在していない。
  25. Can the most exciting new solar material live up to its hype?
    シリコン太陽電池より安価で高効率な太陽電池を作れると期待されているペロブスカイトは、不安定であることが実用化の課題となっている。しかし最近になり、その課題を解決したとする企業がいくつか現れている。
  26. The Northwest’s blistering heatwave underscores the fragility of our grids
    米国北西部で記録的な熱波、電力不足が深刻に
    米国北西部を襲った猛烈な熱波によって電力需要が急激に高まり、電力不足が懸念されている。気候変動が加速し、熱波、大雪、山火事などが起こる中で、電力供給を維持し人々の命を守るには電力システムの見直しが必要だ。
  27. What it will take to achieve affordable carbon removal
    欧州でCO2直接回収プラント計画が始動、「100ドルの壁」破れるか
    欧州で最大規模となる二酸化炭素直接大気回収プラントの建設計画が英国で進行している。しかし、直接大気回収がビジネスとして成立するためには1トン当たり100ドルの壁を突破しなければならず、さらに多くのプラントを建設する必要がある。
  28. A nonprofit promised to preserve wildlife. Then it made millions claiming it could cut down trees
    カリフォルニア州のカーボン・オフセット制度では、森林の所有者が伐採量を減らすことで、カーボン・クレジットを取得できる。だが、自然保護団体などが伐採の当てのない保有地を利用してクレジットを取得し、汚染者に販売している実態が指摘されている。
  29. The climate solution actually adding millions of tons of CO2 into the atmosphere
    先進的な取り組みで知られるカリフォルニア州は気候変動対策の「優等生」だ。だが、同州の「カーボン・クレジット」制度の抜け穴を利用して、実際の炭素削減量を大きく上回るカーボン・クレジットを獲得するプロジェクトが相次いでいることが明らかになった。
  30. A startup using minerals to draw down CO2 has scored funding – and its first buyer
    エアルーム・カーボン・テクノロジーズは、大気中の二酸化炭素除去に鉱物を応用する技術を開発している。現在のところ、この技術を利用するには高いコストがかかるが、最終的には1トンあたり50ドルで二酸化炭素を除去できるという。目標は、2035年までに年間10億トンの二酸化炭素を除去することだ。
  31. The American West is bracing for a hot, dry and dangerous summer
    米西部で高まる大干ばつのリスク、「危険な夏」へ備えを
    気候変動の影響を受けて、米国西部は大洪水と大干ばつを繰り返す極端な気候に変化してしまった。今夏も水不足を受けて、極端な干ばつ、大規模な山火事の発生などのリスクが高まっている。 もはや元に戻ることはないのだろうか。
  32. Half of the world's emissions cuts will require tech that isn’t commercially available
    脱炭素、半分はイノベーションによって達成 IEA工程表
    国際エネルギー機関(IEA)は、2050年までの二酸化炭素排出ゼロ達成には、蓄電池やクリーン水素、二酸化炭素回収技術などのテクノロジーの開発と、既存のテクノロジーの迅速な普及が必要だと指摘している。
  33. We’re on track to set a new record for global meat consumption
    止まぬ世界の肉食化、ゲイツ「人工肉移行論」では解決しない
    車や飛行機を使わず、肉食をやめよう、といった環境問題専門家たちの呼びかけは、現在の状況を考えれば幻想に過ぎない。では「肉」をどうすればいいのか。代替肉の生産なのか、メタンの排出の原因となる家畜のゲップを抑制する飼料添加物や、穀物ではなく牧草由来の飼料に変えるべきなのか。
  34. Cape Town fights for energy independence
    輪番停電が常態化する南ア、再エネ独自調達に動くケープタウン
    南アフリカでは国営電力会社の設備老朽化により輪番停電が常態化している。ケープタウンなどのいくつかの都市は、再生可能エネルギー技術の進歩を追い風に、独自の電力供給体制を確立しようとしている。
  35. Cheap renewables could make green hydrogen a practical replacement for fossil fuels
    水素はこれまでも、化石燃料の代替物質として常に注目されてきた。欧州各国では「グリーン水素」を精製し、各地に供給するネットワークの構築が始まっている。
  36. Novel lithium-metal batteries will drive the switch to electric cars
    気候問題などで注目されている電気自動車は、価格や航続距離、充電時間などに問題があり、広く普及するには至っていない。米国のスタートアップ企業であるクアンタムスケープが開発しているリチウム金属電池は、電気自動車の欠点を克服し、ガソリン自動車と同じくらい便利で安価な電気自動車を実現するかもしれない。
  37. The US has pledged to halve its carbon emissions by 2030
    米バイデン政権、CO2排出量の半減を宣言=2030年までに
    4月22日の気候変動サミットでバイデン大統領は、2030年までに二酸化炭素排出量を2005年水準の半分に削減する方針を発表した。2兆3000億ドルを投じて、自動車や発電所など特に排出量の多い業界への大胆な政策を実行し、クリーンエネルギーと気候テクノロジーのイノベーションを促進する考えだ。
  38. Harvard scientists suspend geoengineering research project in Sweden
    ハーバードの地球工学チーム、スウェーデンでの気球打ち上げを中止
    ハーバード大学の地球工学研究チームは、諮問委員会の勧告に従い、2021年夏に予定していたスウェーデンでの最初の気球打ち上げを延期することに決めた。同委員会は、研究チームがスウェーデンの一般市民と討論の場を持つまでは、予備的な機器テストも含めて打ち上げを延期すべきだとしている。
  39. As the Texas power crisis shows, our infrastructure is vulnerable to extreme weather
    主張:テキサス電力危機の教訓、異常気象に適応するインフラ投資を
    テキサス州を襲った寒波による大規模な停電は多くの住民に被害を与えた。過去はもはや、将来の異常気象への安全指針にはならない。
  40. We asked Bill Gates, a Nobel laureate and others to name the most effective way to combat climate change
    ゲイツ、ノーベル賞受賞ら
    世界の賢人10人に聞く、
    「気候変動」と戦う方法
    気候変動問題に起因する災害が世界中で増加しているにもかかわらず、対策は遅々として進んでいない。テクノロジー、気候科学、経済学、物理学、政策などさまざまな分野の10人の著名人に、気候変動のリスクを軽減するために有効なものをひとつだけ挙げるとすれば、それは何なのか聞いてみた。
  41. Bill Gates and the problem with climate solutionism
    ビル・ゲイツと
    気候ソリューショニズムが
    地球を救えない理由
    ビル・ゲイツが新著において、テクノロジーによる気候変動問題の解決に焦点を当てていることは、解決がより難しい政治的障壁を避けるためのように思える。気候変動が引き起こす症状に対処することを目的とした大規模介入は、新たに別の問題を生み出す可能性がある。
  42. Bill Gates: Rich nations should shift entirely to synthetic beef
    『How to Avoid a Climate Disaster(気候災害を避ける方法)』を出版したビル・ゲイツが、自身の気候変動に対する考え方の進化や楽観主義の限界、人工肉、温暖化対策としての植林プロジェクトの是非について語った。
  43. Here's Biden's plan to reboot climate innovation
    バイデン政権が気候分野のイノベーションに本腰、「ARPA-C」創設へ
    バイデン政権は2月11日に、3つ目となる主要な気候変動対策を発表した。そこには、二酸化炭素を回収・除去・貯留する技術などの進歩を促す「気候高等研究計画局(ARPA-C)」創設のための作業部会の立ち上げも含まれている。
  44. Biden directs billions in federal spending power to climate change
    バイデン新政権が公約で打ち出していた気候変動対策をスピーディに実行に移している。パリ協定への復帰、公用車のゼロエミッション車への切り替えなどだ。ただ、現状はすべて大統領令によるもので、安定的な取り組みを担保するには法制化が必要だ。
  45. What Musk's $100 million carbon capture prize could mean
    イーロン・マスク、炭素回収技術に1億ドル
    テスラのCEOであるイーロン・マスクは、「最高の二酸化炭素回収技術」を競うコンテストに賞金1億ドルを寄付すると発表した。金額以上に、炭素回収分野に人々の注目を振り向ける効果が期待されそうだ。
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