人間とテクノロジー
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米国で粉ミルク不足が深刻化、ネット上で高額売買も
大手粉ミルクメーカーの操業停止を受け、米国で粉ミルクの不足が問題になっている。命に関わる問題だけに赤ちゃんを抱える親たちは必死だが、ネット上では危険な情報や高額転売も蔓延している。
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ケニアの憂鬱 モバイルマネー先進国襲った ギャンブル依存症の罠
GDPの2倍もの金額がモバイル決済されるアフリカ・ケニア。銀行口座を持たない人々を救い、金融包摂を実現すると期待されたモバイルマネーは、今では深刻なスポーツ賭博の被害も生み出している。
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暗号通貨で新競争時代を迎えた「お金」のイノベーション史
デジタル・テクノロジーは、お金の性質を変え、人々とお金との関係を変え、一部の国の経済管理能力を変えるかもしれない。それが将来、人類全体にとって幸福なのか、不平等をさらに悪化させるのかはまだ分からない。
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米国で人気の「家事分担アプリ」で女性はラクになれるか?
パートナー間で家事の負担を公平に分配することで、女性側の負担を軽減することを謳う家事分担アプリが米国で人気だ。だが、実際には男女の役割を固定し、女性に余計なタスクを押し付けているだけなのかもしれない。
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「人とお金の関係」はどう変わってきたか?MITTRの誌面から
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「マイホームの夢」壊す 不動産テックの失敗から 何を学べるのか?
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今度こそ定着? 上海ロックダウンで食料品宅配アプリが正念場
ロックダウンが続く上海では、オンライン食料品宅配サービスが住民のライフラインになっている。だが、過去2年間の経験に照らし合わせると、パンデミック後もこれらのサービスが生き残れるかどうかは分からない。
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苦戦するWeChatのTikTokふう機能が「反検閲」でブレイクの皮肉
上海の都市封鎖に抗議する映像は、中国政府の検閲によってすぐに削除された。だが、中国の市民らはさまざまな手段で対抗した。中心となったのは、WeChat(ウィーチャット)のあるアプリだ。
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変わる海洋生物研究、「デジタル標本」で深海生物の謎解明
ほんのわずかな力が加わっても崩れてしまうような深海生物は、標本にして詳細に研究することが難しかった。それが、イメージング技術によって「デジタル標本」を作成することで、詳細な研究が可能になってきている。
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SNS駆使するネット探偵、ウクライナで民間「オシント」が活躍
戦争が始まって以来、世界中の人々が、難民やウクライナの大義を支援しようと動いている。証拠の収集は簡単な作業に思えるが、その道のりは長い。
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ロシア「報道の壁」に立ち向かう市民、ネット広告も駆使
規制強化が進むロシアの報道は日増しに真実から乖離しつつある。ターゲティング広告やポップアップ通知などのさまざまな手法を駆使して、市民に正しい情報を提供しようとする試みが広がっている。
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イスラム教徒女性を「ネット競売」、インドで嫌がらせ相次ぐ
イスラム教徒の女性を偽オークション・サイトで「競売」にかけるといった、イスラム教徒に対する嫌がらせがインドで相次いでいる。インド政府やテック企業の動きは鈍い。
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露 ウクライナ侵攻で広がるデマ、片棒を担がないためには?
ロシアのウクライナ侵攻に伴い、ソーシャルメディア上では真偽不明の大量のニュースが飛び交っている。不用意な情報の拡散はたとえ善意であっても被害をもたらす可能性がある。
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ウクライナ軍、対ロシア軍資金確保にクラウド・ファンディングも活用
ロシアとの戦いに必要な軍資金を調達するため、ウクライナ軍を支援する組織は、ネット上で暗号通貨を使ったクラウド・ファンディングを活用している。ただ、課題も多い。
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元祖「メタバース」、 170年前のロンドン万博に 学べること
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米国の検査キット無料配布、不平等が再び浮き彫りに
オミクロン株の急速な感染拡大を受けて、米国のバイデン大統領は新型コロナウイルス検査キットの無料配布を打ち出した。だが、社会的弱者には行き届かず、再び社会的不平等が浮き彫りになっている。
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業界団体が安全性指針、メタバースの治安は守れるか?
フェイスブックが本格参入するなど盛り上がりを見せるメタバースで、ユーザーの安全確保が課題になっている。関連テック企業のグループが作成したガイドラインは治安維持に役立つだろうか。
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トンガ噴火で浮き彫りになったネットの脆弱さ、復旧に数週間か
海底火山の噴火によって大きな被害が出ているトンガで、インターネット接続が途絶えている。破損した海底ケーブルの復旧に数種間かかると見られており、インターネット接続の脆弱さが改めて浮き彫りになった。
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盛り上がるeサイクリング、「お隣さん」が世界王者になる?
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22年の仕事始めに試したい デジタル生活8つの行動
現在の私たちの生活は善かれ悪しかれ、デジタルテクノロジーの影響を大きく受けている。あなたの生活を少しばかり楽しく、安全で、有意義にしてくれる新年の8つの抱負を紹介しよう。
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MITTRが選ぶ、2021年の「最低なテクノロジー」5選
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メタのバーチャル空間でさっそく痴漢行為が発生、安全策は?
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オミクロン株、遅すぎる「渡航禁止」に効果なし 長期的問題も
オミクロン株の発見が報告されて以来、多くの国々がウイルスの拡散を防ぐために渡航禁止を実施している。だが、こうした措置はあまり効果がないうえ、長い目で見ると不利益をもたらす可能性がある。
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タリバン政権下で生き残りをかける「コンテンツ密売人」たち
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超大国として台頭する中国、 近代化を支えた科学者の葛藤
中国は今や、米国に並ぶ超大国として科学分野でも台頭しつつある。しかし、強力な祖国を築くために西洋の科学技術を求めた中国近代化の歴史は、屈辱と葛藤に満ちたものであった。