テスラモーターズの7番目の社員、ジーン・ベルディチェフスキーは初期の課題の一つを解決するのに手腕を発揮した。その課題とは、テスラの電動スポーツカーに積載する予定の何千ものリチウムイオン電池が、製造側の要求よりも頻繁に発火してしまうというものだ。ベルディチェフスキーは、熱伝導材料の組み合わせと冷却チャネル、発火しても自己消火するような電池配置の採用により、課題を解決した。
ベルディチェフスキーは現在、シラ・ナノテクノロジー(Sila Nanotechnologies)を共同設立し、より優れたリチウムイオン電池を作ることを目論んでいる。すでに、高容量電極の材料になり得るシリコン製ナノ粒子を開発している。シリコンは、リチウムイオン電池で頻繁に使用される材料に比べて理論上10倍もの容量を有する。しかし、充電中に膨張して損傷を引き起こしてしまいがちだ。同社のシリコン製ナノ粒子は堅牢でありながら膨張を抑えられる多孔性を持ち、 より長い電池寿命を保証している。
(ジェームズ・テンプル)
- 人気の記事ランキング
-
- Data from drones in Ukraine is fueling a new Wild West marketplace 戦場映像がAI訓練に、ウクライナ戦争が生んだ「新たな金脈」
- Promotion AI White Paper 2026 松尾・岩澤研協力『AI白書2026』発売、サブスク版も開始
- Batteries just broke another record in the US 米国のバッテリー導入が過去最高、データセンターも需要けん引
- Bill Gates says we’ve passed AI’s danger thresholds. Now what? 「人類はもう境界線越えた」 ビル・ゲイツがいま AIに警鐘を鳴らす理由
- This founder is teaching chips how to recycle (their energy) 捨てていた熱をリサイクル、31歳が挑むチップの再設計
