医用生体工学が専門のデューク大学のアマンダ・ランドルス助教授は、特定の人物の医療画像に基づくモデルで人体全体に血液を循環させるシミュレーションを行うソフトウェアを開発している。「ハービー(HARVEY)」と呼ばれるソフトウェアの名前は、循環系に関する著書を初めて著した17世紀の外科医ウィリアム・ハービーにちなんだものだ。ハービーは何百万もの血球が血管内を移動する際の流体力学に関する計算を実行するため、スーパーコンピューターが必要である。ランドルスは循環系の流体力学モデルに関する次の計画も持っている。外科医の指標となるよう、がん細胞が体内をどのように移動するかを予測する、心臓疾患のある新生児に対するスキャンである。
(アントニオ・レガラード)
- 人気の記事ランキング
-
- Young organs may not be a fountain of youth for recipients 若い心臓は体に合わせて老いる——プーチンには残念な研究結果
- Promotion How AI could reshape Japan’s white-collar workforce 【10/6開催】AIで浮いた人材、次の一手は地方に——冨山和彦氏ら登壇
- The specter of AI-enabled bioweapons is a wake-up call for biotech AIが生物兵器を生む日——6時間で毒性分子4万個の衝撃
- When can we say AI made a scientific discovery? AIを「発見の主体」に据えるAI企業、科学の営みとのずれ
- How ideas of a vast censorship network moved from the online fringe to Trump policy 陰謀論は国をどう動かしたか 「検閲産業複合体」説を 追った9カ月調査
