人間のような人工知能(AI)の実現はまだ先が長いが、今こそAIの安全性について検討を開始すべき時であるとグレッグ・ブロークマンは考えている。オンライン決済企業であるストライプ(Stripe)の設立に協力した後、イーロン・マスクらと「オープンAI(OpenAI)」を共同で設立したのもそのためである。
非営利の研究グループであるオープンAIは、AIがさらに高度化しても、人間社会に対して確実に有益であり続けることに力を入れている。ブロークマンはオープンAIにおいて、研究者の採用から、新たな学習アルゴリズムを試すための支援に至るまで、多くの重要な役割を担っている。ブロークマンによれば、AIシステムが誤った行動を犯さないようにするためには、いずれ羞恥心に似たものが必要になってくるという。「AIは人類が創り出す、史上最も重要なテクノロジーになるでしょう」とブロークマンは言う。「だからこそ、正しさが重要なのです」。
(マイク・オーカット)
- 人気の記事ランキング
-
- Will fusion power get cheap? Don’t count on it. 核融合は本当に安くなるのか? 楽観論に「待った」をかける新研究
- The problem with thinking you’re part Neanderthal あなたの中にいる 「ネアンデルタール人」は 本当に存在するのか?
- Is fake grass a bad idea? The AstroTurf wars are far from over. 「一番ましな悪い選択肢」 人工芝の安全性をめぐる 論争はまだ終わらない
- Digging for clues about the North Pole’s past 12万年前は無氷だった?海底22メートルの泥で掘り起こす北極点の謎