ファッション業界では年間およそ1000億着の衣類が製造され、そのうち30%は売れ残る。ベス・エスポネット(34)は、オンデマンドで衣類を作ることで、その無駄を省けないかと考えた。その結果として共同で設立した「アンスパン(Unspun)」は、既存の3Dスキャン・ソフトウェアに加えて自社開発のソフトウェアを使い、スキャンしたものを完璧なパターンに仕上げて織ることができる企業だ。
エスポネットは現在、アンスパンの最高製品責任者(CPO:Chief Product Officer)を務め、ポリマーや金属の代わりに糸を使う3Dプリンター「3D織機」を開発している。布を作り、それを裁断して縫製するのではなく、この方法なら糸から最終的な製品に直接仕上げることができる。エスポネットCPOによれば、「このイノベーションにより、ファッション業界の廃棄物ゼロが実現する」とのことだ。
- 人気の記事ランキング
-
- Young organs may not be a fountain of youth for recipients 若い心臓は体に合わせて老いる——プーチンには残念な研究結果
- Promotion How AI could reshape Japan’s white-collar workforce 【10/6開催】AIで浮いた人材、次の一手は地方に——冨山和彦氏ら登壇
- The specter of AI-enabled bioweapons is a wake-up call for biotech AIが生物兵器を生む日——6時間で毒性分子4万個の衝撃
- When can we say AI made a scientific discovery? AIを「発見の主体」に据えるAI企業、科学の営みとのずれ
- How ideas of a vast censorship network moved from the online fringe to Trump policy 陰謀論は国をどう動かしたか 「検閲産業複合体」説を 追った9カ月調査
