ファッション業界では年間およそ1000億着の衣類が製造され、そのうち30%は売れ残る。ベス・エスポネット(34)は、オンデマンドで衣類を作ることで、その無駄を省けないかと考えた。その結果として共同で設立した「アンスパン(Unspun)」は、既存の3Dスキャン・ソフトウェアに加えて自社開発のソフトウェアを使い、スキャンしたものを完璧なパターンに仕上げて織ることができる企業だ。
エスポネットは現在、アンスパンの最高製品責任者(CPO:Chief Product Officer)を務め、ポリマーや金属の代わりに糸を使う3Dプリンター「3D織機」を開発している。布を作り、それを裁断して縫製するのではなく、この方法なら糸から最終的な製品に直接仕上げることができる。エスポネットCPOによれば、「このイノベーションにより、ファッション業界の廃棄物ゼロが実現する」とのことだ。
- 人気の記事ランキング
-
- How much hydrogen awaits us underground? 地下に眠る数兆トン、天然水素は本当に「宝の山」なのか
- Promotion AI White Paper 2026 松尾・岩澤研協力『AI白書2026』発売、サブスク版も開始
- The next big thing in hydrogen could be underground 足元に眠る天然水素、21世紀の「ゴールドラッシュ」が始まった?
- These startups are chasing the next big thing in LLMs トランスフォーマーに限界、 次世代LLMを担う 4つの最新アプローチ
- This scientist is helping build a missing map of childhood 子どもは「小さな大人」ではない、欠けていた細胞地図を築く研究者
