食肉生産が環境に大きな悪影響を及ぼすことはすでに広く知られた事実だが、乳製品の生産がもたらす負の影響に目を向ける人は少ない。マギ・リチャニ(33歳)は、牛に頼らずに、害が少なく、しかもおいしい乳製品の製造に取り組んでいる。「私たちのテクノロジーを使えば、牛に頼らずとも、植物から直接乳タンパク質を作ることができます」とリチャニは言う。彼女の見解によると、ほとんどの植物由来の乳製品には、クリーミーな食感を生み出しているカゼインというタンパク質が欠けている。ノーベル・フーズ(Nobell Foods)では、遺伝子組換え大豆のカゼインを使ったチーズを製造しており、2023年中に最初の製品を市場投入することを目標にしている。
- 人気の記事ランキング
-
- The UK’s generational tobacco ban might not work. I’m supporting it anyway. 2009年以降生まれには一生売らない——英「たばこ根絶」への賭け
- Promotion Call for entries for Innovators Under 35 Japan 2026 「Innovators Under 35 Japan」2026年度候補者募集のお知らせ
- Four nuclear reactors hit a big milestone in the US 米原子炉スタートアップ4社が臨界達成、原発新時代の幕開けか?
- Inside the world’s deepest and longest subsea road tunnel 世界最長の海底道路トンネル 海面下300mの掘削現場に 本誌記者が潜入
- Interview with Prof. Keisuke Fujii 量子コンピューター、「設計思想」を問う段階へ——藤井啓祐教授に聞く
