KADOKAWA Technology Review
×
動画生成AI「Sora」の問題点とは? 知財専門家が解説【11/12緊急開催🚨】
35歳未満のイノベーター35人 2022気候変動
今後10年間で、温室効果ガスの排出量をギガトンレベルで削減するには、何十もの画期的な気候テクノロジーが必要になる。

Kaichen Dong カイチェン・ドン (32)

所属: カリフォルニア大学・バークレーおよびバークレー研究所

新しい塗料を屋根に塗ることで、冷暖房の使う時間や期間を削減。エネルギー使用量と排出量の削減に貢献する。

建物の冷暖房は、世界のエネルギー消費において大きな割合を占めている。冷暖房に消費されるエネルギー使用量と、関連する排出量を減らすため、カイチェン・ドン(32歳)はどのような屋根にも設置できる「スマート」塗料を開発した。鍵となる材料は二酸化バナジウムで、暑い日には住宅にこもった熱を放出し、寒い日には断熱するように自動的に切り替わる。この塗料が最も威力を発揮するのは、夏と冬や、昼と夜の気温差が大きく変化する地域だが、完全に冷暖房システムの代わになることを意図したものではない。むしろ、建物の温度を管理しやすい範囲内に保つことで、冷暖房システムの需要を減らそうというものだ。

人気の記事ランキング
  1. Promotion MITTR Emerging Technology Nite #35 Soraの問題点とは? AI時代の知財を考える11/12緊急イベント
  2. What a massive thermal battery means for energy storage 1000℃のレンガで熱貯蔵、世界最大の蓄熱電池が稼働
  3. I tried OpenAI’s new Atlas browser but I still don’t know what it’s for 誰のためのブラウザー? オープンAI「Atlas」が残念な理由
  4. An AI adoption riddle AIの試験運用は失敗続き、それでもなぜ投資をやめないのか?
人気の記事ランキング
  1. Promotion MITTR Emerging Technology Nite #35 Soraの問題点とは? AI時代の知財を考える11/12緊急イベント
  2. What a massive thermal battery means for energy storage 1000℃のレンガで熱貯蔵、世界最大の蓄熱電池が稼働
  3. I tried OpenAI’s new Atlas browser but I still don’t know what it’s for 誰のためのブラウザー? オープンAI「Atlas」が残念な理由
  4. An AI adoption riddle AIの試験運用は失敗続き、それでもなぜ投資をやめないのか?
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る