「私がスカイディオを共同で創業したとき、私たちは人々がドローンで何をしたいのかよくわかっていたので、ドローンはできるはずのことに比べて完成度が低いと気付きました。現在、大半の消費者は、箱から出して木に引っ掛けてしまいます。
私たちが作っている消費者向けのドローンは、物理的世界を理解し、人間に知的に対応し、そうした情報を利用して状況判断ができるのです。ドローンにはカメラが付いていて、コンピューター・ビジョンで動きを追跡し、物理的世界を3次元で把握できるようになっています。『これは人』、『これは木』と理解します。私たちは、ドローンが木などの障害物のそばを問題なく確実に自動飛行し、歩いている人や走っている人、自転車に乗る人について行けることを実演してみせました。
![Building drones that can navigate the world and serve as airborne assistants.](https://www.technologyreview.jp/wp-content/uploads/sites/2/2017/01/adam2x1000.jpg)
毎週毎週、より賢く、より多くのことができるようになります。異なる状況で行動し、反応するようになるのです。
まだ多くのことを話すつもりはありませんが、弊社の製品はハイエンドの消費者向けであり、熟練したパイロットと同等以上の飛行能力があります。ユーザーの周りのどこでも飛び回るカメラは、とても役立つツールになるでしょう。ドローンは、モバイル・ロボットが初めて広く利用される分野になる可能性が高いのです。ドローンが世の中に出回り始め、人々がドローンを操作し、関わり始める、興味深い未来がやって来ます。
(トム・サイモナイトに語る)
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