私たちは紙や木、石のようなものには接着剤が使えることを知っている。だが、ヒト組織のように湿っていて柔らかなものに対しては、テープや糊は突如としてほとんど役に立たなくなる。サナ・ヒール(SanaHeal)の共同創業者兼最高技術責任者(CTO)であるヒョヌ・ヤック(33)は、この課題の解決を目標にしている。フジツボやクモの巣など、自然界にある粘着性のあるものをヒントに、組織や臓器をほぼ瞬時に修復できる生体接着剤を開発したのだ。「特に準備をしたり追加の手順を踏むことなく、さまざまな臓器からの深刻な出血や漏出を10秒以内に塞げることを実証しました。まるで水漏れするパイプをダクトテープで補修するような便利さです」とヒョヌCTOは言う。
- 人気の記事ランキング
-
- Data from drones in Ukraine is fueling a new Wild West marketplace 戦場映像がAI訓練に、ウクライナ戦争が生んだ「新たな金脈」
- Promotion AI White Paper 2026 松尾・岩澤研協力『AI白書2026』発売、サブスク版も開始
- Batteries just broke another record in the US 米国のバッテリー導入が過去最高、データセンターも需要けん引
- What OpenAI’s latest controversy tells us about the future of math 1万のAIエージェントが ミレニアム懸賞問題を解決、 人間の数学者に残る役割は?
- This founder is teaching chips how to recycle (their energy) 捨てていた熱をリサイクル、31歳が挑むチップの再設計
