KADOKAWA Technology Review
×
材料科学
Chad Hagen
35歳未満のイノベーター35人 2022材料科学
ナノスケールのコンポーネントで設計・製造された材料が、科学と工学のあらゆる分野の可能性を変える

Hyunwoo Yuk ヒョヌ・ヤック

所属: サナ・ヒール(SanaHeal)

組織や臓器を修復できる生体接着剤を開発。出血や漏出を10秒以内に塞ぐ。

私たちは紙や木、石のようなものには接着剤が使えることを知っている。だが、ヒト組織のように湿っていて柔らかなものに対しては、テープや糊は突如としてほとんど役に立たなくなる。サナ・ヒール(SanaHeal)の共同創業者兼最高技術責任者(CTO)であるヒョヌ・ヤック(33)は、この課題の解決を目標にしている。フジツボやクモの巣など、自然界にある粘着性のあるものをヒントに、組織や臓器をほぼ瞬時に修復できる生体接着剤を開発したのだ。「特に準備をしたり追加の手順を踏むことなく、さまざまな臓器からの深刻な出血や漏出を10秒以内に塞げることを実証しました。まるで水漏れするパイプをダクトテープで補修するような便利さです」とヒョヌCTOは言う。

人気の記事ランキング
  1. Can the US battery market untangle from China? 送電網の蓄電池から中国製を締め出し、米国が払う「自立」の代償は
  2. Promotion How AI could reshape Japan’s white-collar workforce 【10/6開催】AIで浮いた人材、次の一手は地方に——冨山和彦氏ら登壇
  3. This geneticist’s age-reversal tech could help restore sight 失明マウスの視力回復に成功、若返りブームの震源となった研究者
  4. Meet a mouse whose brain cortex is made up of human cells 脳容積の半分がヒト細胞に、スタンフォード大が作った「異種皮質マウス」
人気の記事ランキング
  1. Can the US battery market untangle from China? 送電網の蓄電池から中国製を締め出し、米国が払う「自立」の代償は
  2. Promotion How AI could reshape Japan’s white-collar workforce 【10/6開催】AIで浮いた人材、次の一手は地方に——冨山和彦氏ら登壇
  3. This geneticist’s age-reversal tech could help restore sight 失明マウスの視力回復に成功、若返りブームの震源となった研究者
  4. Meet a mouse whose brain cortex is made up of human cells 脳容積の半分がヒト細胞に、スタンフォード大が作った「異種皮質マウス」
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る