子どもの失明の主な原因である弱視は通常、視力が良い方の目を眼帯で覆い、悪い方の目に刺激を与えて治療する。弱視は蔓延しており、子どもの3%が影響を受けているにもかかわらず、社会的スティグマ(特定の属性を持つ個人・集団に対する差別や偏見)によって、子どもに眼帯着用を守らせるのが難しい場合がある。スコット・シャオ(24歳)は、眼帯に代わる治療法を開発して、米国食品医薬品局(FDA)の承認を得た。両目から入ってくる視覚情報を正しく処理するために、脳を再訓練するデジタル療法だ。具体的には、実質現実(VR)ヘッドセットを通して、人気テレビ番組の映像を、それぞれの目にわずかに異なるように加工して見せるというものだ。疾患の種類を問わず、FDAの認可を得た最初のVR療法である。
- 人気の記事ランキング
-
- What’s next for Chinese open-source AI ディープシーク騒動から1年 中国のオープンモデルが 世界の開発者を席巻している
- Promotion Emerging Technology Nite #36 Special 【3/9開催】2026年版「新規事業の発想と作り方」開催のお知らせ
- EVs could be cheaper to own than gas cars in Africa by 2040 アフリカでEVがガソリン車より安くなる日——鍵は「太陽光オフグリッド」
- RFK Jr. follows a carnivore diet. That doesn’t mean you should. 「肉か発酵食品しか食べない」米保健長官が目指す「健康な米国」
- Why EVs are gaining ground in Africa アフリカ初のバッテリー工場も建設中、「次のEV市場」は立ち上がるか?
