遺伝子編集ツール「クリスパー(CRISPR)」は研究分野に革命をもたらしたが、病気の治療への応用は難しいのが現状だ。安全性を完全に保証できる治療法を具体化することは難しいことが判明しており、治療の効果を体内にもたらすことにも入り組んだ厄介な問題が伴う。そうした問題を解決するために、スクライブ・セラピューティクス(Scribe Therapeutics)の最高経営責任者(CEO)であるベンジャミン・オークス(33)は、新しいCRISPR酵素を最適化し、さまざまな遺伝子編集システムをパッケージ化する方法の開発を進めている。「私たちが開発した遺伝子編集ツールはより活性が高く、より生産性の高い遺伝子編集が可能です。また、より高い精度でゲノムの任意の部分をより特異的的に標的とするよう改善を加えており、よりコンパクトにもなっています」。上記の特徴によって、多くの疾患の根幹に狙いを定めることが可能になる。
- 人気の記事ランキング
-
- This scientist rewarmed and studied pieces of his friend’s cryopreserved brain 10年冷凍保存の脳は「驚くほど良好」——蘇生は「まったく別の話」
- Future AI chips could be built on glass AIチップの熱問題、解決策は「ガラス」 年内に商業生産へ
- What do new nuclear reactors mean for waste? 新型原子炉が続々登場、核廃棄物管理の「手引き」は書き直せるか
- The Pentagon is planning for AI companies to train on classified data, defense official says 【独自】米国防総省、軍事機密データでAIモデルの訓練を計画